おしゃれのつもりがNGかも!? 大人が夏に避けたいコーデは
だんだんと夏のように気温が高い日も増えてきたこの頃、ファッションも半袖など夏仕様になってきたのではないでしょうか。ですが、コロナの影響で出かける機会が減ったため「出かけないので、新しい服を買わなくなった」「あまり人に会っていないので、どういう恰好がいいのか分からなくなってきた」など、ファッションに対して迷いを感じる、という声も聞かれます。そこで今回は40代の女性が避けたい初夏コーデについてお伝えします。参考にしてみてくださいね!1. リネン系アイテムはほっこりしすぎに要注意
通気性もよく肌触りもいいリネン素材は、夏の定番ですよね。洗ってもすぐ乾くので、ジメジメしたり、汗をかきやすい日本の夏には最適。着たり洗ったりするたびに柔らかくなり味が出るなど、経年変化も楽しめる素材で、リネンブレンド素材のアイテムなどは、ユニクロやGUなどのプチプラブランドでも、毎年必ず発売されるほど人気です。ですが、一つだけ気を付けたいデメリットがあります。それは「リネン系アイテムはほっこりして見えやすい」こと。着こなしによっては実年齢より上に見えてしまったり、どこか「おばあちゃんぽい」印象になってしまうことも起こり得ます。
リネン素材そのものは天然素材で、伸縮性がないため、洋服はゆったりしたサイズ感でつくられることが多いです。素朴でナチュラルな生地感が魅力なのですが、この「ゆったり感」と「素朴さ」が組み合わさると、ほっこりして見やすいという一面が。
40代の女性がリネン系アイテムを取り入れる場合は、メリハリを意識するのがおしゃれに着こなすポイント。例えば写真のように素朴さとは真逆の光沢感のあるアクセサリーや小物を意識して取り入れたり、リネンのナチュラルさに対して、センタープレスのパンツなど洗練された印象をつくってくれるアイテムを組み合わせるのも効果的。ベージュ、カーキ、ブラウン系などのアースカラーもほっこりして見えやすいので、黒やきれい色など、主張の強いカラーを合わせるのもおすすめです。
2. Tシャツワンピはカラフルなものだと子供っぽい印象に
家でも外でも着られるワンマイルウエアのトレンドもあり、今年もTシャツをそのまま長くしたような「Tシャツワンピース」が豊富です。着ていても締め付けがなく、パジャマのように楽チンで、Tシャツと同様ガンガン洗えて便利。プチプラでも多く出ているので、気軽に手に取りやすいアイテムですよね。
ですが、どうしてもカジュアルさが強く、着るとラフに、ルーズに見えやすいアイテムなので、40代の女性が着る際は注意が必要です。カットソー生地は柔らかく補正力がないため、肩、お腹からヒップのラインが出てしまいがち。その上、カラーによっては幼く見えやすく、大人が着るとチグハグな印象になってしまうことも……。
大人の女性が着る際は写真のようにベーシックなカラーを選び、羽織りアイテムや、きれいめ小物をプラスするなど、コーディネートの他の部分でバランスを調整して着てみてくださいね!
3. 甘め服を可愛い配色で着ると大人にはミスマッチかも
レースやティアード型、ギャザーが多く入っているもの、フリルが使われているものなど、どこか甘いテイストの洋服は、フェミニンで華やかな印象になりますよね。大人可愛いコーデはどの年代にも根強い人気がありますが、40代の女性で甘めアイテム、かつ可愛らしい配色だとミスマッチに見えてしまうことも。
例えば白の甘めトップスにピンクやライトブルーなどのパステルカラーのボトムスを合わせたり、レースのトップスにふんわりとしたフレアスカートを合わせるなど、「甘さ×甘さ」のコーデはインパクトがあって恰好だけが浮いて見えやすいということも。10代、20代の子にも人気の組み合わせで、モテファッションのように見えたり、ガーリーな要素が強まる分、首から上の実年齢と合わせた時にミスマッチで、難易度の高い組み合わせでもあります。
40代の女性が甘めアイテムを取り入れる時はバランスが肝心。コーデの他の部分で引き算しながら着ると、華やかかつ洗練された印象に見えます。色は甘すぎないものを、デザインはふんわりとしたものではなくすらっと見えるようなものを選ぶ、小物もリボンやフリルなどの甘めディテールを避けてシンプルなものを合わせるなど、少し意識するだけで大人のおしゃれな甘めコーデに仕上がります。
どれも細かいポイントですが、ぜひ意識してみてくださいね!