実は古い印象になりやすい、大人が避けたいデニムとは
「デニム」は定番アイテムというイメージが強いですが、実はその中にもトレンドがあるのをご存知でしょうか? ベーシックアイテムだからこそ、デニムが古いと、全体的に古く見えてしまうというデメリットも。今回は、40代の女性が避けたいNGデニムについてご紹介します。1. ローライズやダメージ加工などデザインが古めのデニム
今はデニムのトレンドの大きな流れとして、お腹まわりはハイウエスト、形は付かず離れずという、写真のようなストレートシルエットが主流。そのため、股上の浅いローライズや、激しいダメージ加工が入っているものなど、一昔前に大流行したデザインだと、やはり雰囲気も古く見えてしまいがち。好きなものを着続けるのも自分らしいおしゃれのひとつですが、もし今っぽいおしゃれ感がほしい場合は、避けたほうが無難です。
2. 生地がペラペラのデニム風デニム
今は、一昔前では考えられないほどお安いデニムも見かけることがありますよね。でも実際に手に取ってみると「デニム風」に作られているデニムで、生地がとても薄く、ペラペラなものも!ペラペラに薄いデニムにはデメリットが2点あります。一つ目はやはり安っぽく見えてしまうこと。デニムは肉厚でハリのある生地のイメージが強いので、ペラペラ感が出ていると、安っぽく見えてしまいがちです。
それから二つ目は、薄手の生地なので、肉感を拾いやすいこと。ヒップや太ももなど、あまり出したくないラインを強調してしまう場合もあるので、必ず試着して、生地感を確かめてからの購入がおすすめです。
3. 古着風のメンズライクなだぼだぼデニム
ヴィンテージジーンズのような、ゆるめでダボッとしたデニムはアメカジの王道ですよね。若い子が着ると、男性のアイテムをあえて借りてはいているような雰囲気が可愛い、という声もありますが、40代が着ると、ラフすぎたり、大人の雰囲気とバランスが取りにくかったりとなかなか難易度の高いアイテムです。その場合は「丈感」を改めてチェックしてみてください。全体のシルエットに加え、裾までダボッとしてしまい、シューズの上にたるんでいたり裾を引きずっていたりすると、確かに清潔感に欠けてしまいます。写真のようにちょうどフィットする丈感で、サンダルやフラットシューズなど華奢なデザインの足元で仕上げれば大人の女性にも合うカジュアルコーデに仕上がりますよ。
4. シワが寄るほどピタピタのスキニーデニム
昔は美脚デニムといえばスキニーデニム、というイメージが強かったですよね。ですが、40代になると、肌の質感が全体的に柔らかくなり、ヒップや太ももの後ろ側など見えないところにシワが寄りやすく、無理なくはいているつもりでもパツパツに見えてしまうことも……。細めのシルエットがお好きな人には、今のトレンドでもあるスリムストレートシルエットがおすすめ。写真にもあるように、膝下は細めながらまっすぐ落ちるので、脚を長く見せてくれる効果も期待できます。
5. はいた時にスタイルが悪く見えるデニム
「手持ちのデニムは数年前に購入したもので、まだはいていていいのか、もう古いシルエットなのか分からない」という人も意外に多いのではないでしょうか。
そういう時は「はいた時にスタイルよく見えるかどうか」で判断するのがおすすめです。デニムはカジュアルなアイテムですし、40代の女性の体型をしっかり考えて作られた美脚パンツなどと比べると、どうしてもスタイルアップ効果が薄いアイテム。だからこそ、はいた時に「なんだかもたついて見える」「トップスでヒップまわりを隠したくなる」と感じるようなデニムなら、交換の時期かもしれません。
数年経っていると、トレンドだけでなく、微妙に体型も変わっていることが多いもの。今のトレンドも少し意識しながら、今の体型にフィットしたものを改めて選び直すのも、大人のデニム選びとしておすすめです。
ぜひチェックしてみてくださいね!