スタイルがいい「オバサン」がついやりがち!? 3つのNG服とは
40代に入ると「昔は似合っていたのに最近似合わなくなった」「体型が変わって選ぶものが変わった」など、ファッションに対して変化を感じる、という声が多く聞かれます。そんな中、気を付けたいのが「昔の自分を引きずってしまうこと」。特にスタイルがあまり変わっておらず、昔の洋服も全部着られる!という人こそ要注意かも!? 詳しくお伝えしていきます。NGその1. フィットするトップスにスリムパンツ
今はトレンド面から見ても、フィット感のある着こなしより、少しゆとりのあるオーバーサイズが人気。そんな中、悪目立ちしやすいのがぴったりとフィットしたトップスに、脚のラインが出るスリムパンツという組み合わせです。確かにモデルさんの私服のようなスタイリッシュな雰囲気ですが、この組み合わせは今のトレンドではない上にカジュアル感も強め。また、昔流行したサイズ感なので、40代の女性が普通に取り入れるには難易度の高い組み合わせでもあり、どこか古い印象を持たれやすい、というデメリットも。
スタイルをよく見せたいのであれば、上下共に体のラインを出さなくても、トップスを短め丈にして腰の位置を高く見せる、首、手首、足首の三首を見せたコーデにする、など他の部分でメリハリを付けてコーデするとすっきり見せられます。写真のように、腕は出しつつデコルテ部分の露出は控えめ、というバランスは上品で大人の女性におすすめ。「今っぽさ」と「スタイルのよさ」の両方を押さえるとおしゃれ見えにつながるので、注意したいポイントです。
NGその2. 派手色&短め丈&凝ったデザインのワンピコーデ
女性らしく、しっかりおしゃれした感じがほしい時は「ワンピース」というイメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか。今の40代女性がアラサー世代だった頃は海外セレブファッションブームもあり、華やかなワンピースがたくさん出ていましたよね。ワンピースはおしゃれした時の特別アイテムとして思い入れがあったり、お値段の張るブランドだったからというケースもあり「体型が変わっていないからまだ着られる!」という思いを持たれることも多いアイテム。
ですが、派手な色や柄、カシュクールやフリルなど凝っていてフェミニンさが強いデザイン、短めのスカート丈など「盛る」要素が強いワンピースは、少し昔っぽく見えてしまいがち。また、主張の強いワンピースは、合わせる小物も自然とヒールの高いパンプスやサンダル、ブランドバッグになったりしてしまうので、「頑張った感」が強く出てしまうかもしれません。
今はどちらかというと「盛るおしゃれ」よりも「引き算のおしゃれ」というイメージで、どこか力の抜けたファッションがトレンド。写真のようにさらっと着られるデザインのワンピースがおすすめです。
NGその3. 膝丈スカート&高めヒールの組み合わせ
スカート丈は、その時の流行が色濃く反映されるアイテム。ここ最近は長めのスカート丈が主流なので、フルレングスのマキシ丈から、くるぶしが出る丈、ふくらはぎが隠れるぐらいのミモレ丈、と少し違いはありますが、ロングスカートがトレンドのメインになっています。そんな中、40代の女性がはいていると古く見えてしまうアイテムが「膝が隠れるぐらいの膝丈のスカート」。さらに、そのスカートに高いヒールを合わせたコーデは、まさに昔流行ったコーデそのもの。程よい抜け感がポイントの今のトレンドとも真逆で気合いが入っているように見えてしまい、結果的に古く見えてしまうことも……。
さらに、ひざ丈スカート&ヒールという組み合わせには、トップスもふんわり系、髪もしっかり巻いて、同じく揺れ感のある長めのピアスを合わせるなど、若い頃「正解」だったモテファッションを引きずってしまっているケースも見受けられます。
スカートコーデを今っぽくおしゃれに見せるためには、丈感が重要なポイント。今のトレンドは長め丈が主流なので、ロングスカートを軸に、トップスはショート丈などコンパクトなものを合わせながら、抜け感の出やすいフラットシューズやローヒールのパンプスでまとめると、写真のようにスタイルよく見せつつ、おしゃれ感も押さえたコーデができ上がるので、おすすめです。
ぜひチェックしてみてくださいね。