時間を計るミントの大ヒット
KOKUYOとUHA味覚糖、Whateverのコラボレーションで生まれた「Minute Mint」は、ほぼ1分30秒で舐め終わる「1:30 フォーカスミント」(214円)と、3分で舐め終わる「3:00 リフレッシュレモン」(214円)の2種類が販売されていました。その「時間」に着目した新しさと、214円という買いやすい価格、UHA味覚糖製だという味や品質への信頼感、そして何より、一度試してみたいと思わせる楽しさによって、発売から3日ほどで完売。
どうにか入手できた私が実際に試したところ、1分30秒版はプラスマイナス5秒ほど、3分版だとプラスマイナス15秒程度の誤差に収まりました。リモートワークのリフレッシュに、味で時間を計りながら休憩できるというのは、とてもいいアイデアだと感じました。
口の中で清涼感が約5分間続く「ミンティアブリーズ」
仕事のリフレッシュに役立つユニークなお菓子が他にないものかと探したところ、見つけたのが、アサヒグループ食品の「ミンティアブリーズ シャイニーピンク」です。この製品、パッケージに「清涼感が約5分間持続する」と書かれています。そこで早速試したところ、さすがに「Minute Mint」ほどではありませんが、プラスマイナス30秒程度の誤差で溶け切る感じです。5分前後といえば、煙草を1本吸う程度の時間ですから、リフレッシュタイムとしてちょうどいいといえます。もちろん、個人差もあるとは思いますが、そもそも約5分間持続するミントというだけでも、いろいろと使えそうです。
パッケージにも書かれていますが、マスク装着時の口臭消しとして使う際にも、長時間清涼感が持続するからこそ、マスク下での爽快感が続くわけで、移動中のストレス軽減にもなります。
他にも、電車に乗る直前に口に放り込んでおけば、車内で立っている間の不快感や、時計を見る動作が抑えられ、かなり快適なのではないでしょうか。
仕事のお供に最高の「ネジチョコ」! 精密さも秀逸
もう一つ、仕事を意識したお菓子としては、かつて中川政七商店がビーントゥバーの老舗、Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル)と組んで発売していた、「仕事の時間のチョコレート」がありました。残念なことに、この製品も現在品切れ中で、再入荷の見込みはないということですが、チョコレートに含まれるカカオ成分がストレス軽減に効くという話は他でもよく聞きます。また、糖分は脳の栄養。私も、原稿を書く傍らにチョコレートを用意しています。
今買えるチョコレートで、そういう用途に最適なのが、ネジチョコラボラトリーの「ネジチョコ ココア 5個入り」でしょう。北九州市の官営八幡製鉄所関連施設が世界遺産に登録されたことを記念して作られた、ネジの形のチョコレートです。
実はこれ、単に形がネジに似ているというだけではありません。ネジチョコはチョコレートでできたネジとナットがセットになっていて、ナットはネジにぴったり合うように作られているのです。なので、ネジをナットにしっかり締め込むことが可能。日本の高い工業技術力を感じられる、元気が出るチョコレートなのです。
また、ココアパウダーで錆びた感じを表現する芸の細かさも秀逸。小分けになっているので、リモートワークのお供にちょうどいいですね。