気を付けて! 40代女性が12月についやりがちなNGコーデ
今回は、40代の女性が、寒い12月についついやってしまいがちなNGコーデと、その対処法についてお伝えします。トレンドのオーバーサイズの着こなし方や、ついしてしまうダークカラーコーデ、オールシーズンはいているボトムスを冬にはく時に気を付けることなど、ぜひチェックしてみてくださいね!旬のオーバーサイズのつもりが着ぶくれして見えてしまう
今年はオーバーサイズが旬ということもあり、アウターやトップスなどもゆったりしたサイズ感のものが豊富。トレンドとしても人気のアイテムです。それに加え、40代女性ではラインが出にくい大きめサイズが着ていて安心、という人も増えているようです。ですが、このオーバーサイズは一歩間違えると「ただ大きいサイズを着ている」人に見えてしまうことも。特に冬の間は素肌が見える部分がほぼないため、結果的に着ぶくれして見えることもあり得ます。
特に40代女性の定番ボトムスである、ワイドパンツやロングスカートを合わせる時は要注意。ゆるっと感がおしゃれに見えるコーデもあれば、着ぶくれして見えるコーデもあるので、全身でチェックするのが大切です。
「おしゃれで今っぽいオーバーサイズ」と「ただ大きいサイズを着ている」という印象の違いは、メリハリがあるかどうか。例えば上半身がゆったり大きめならば、下半身はすっきり見えるデザインのボトムスを選んだり、ヘアはコンパクトにまとめる、などがポイントです。
とはいえ、今年は上下オーバーサイズのゆったりコーデも流行中。その場合は足元をさらっとシンプルにまとめる、耳元にポイントになるようなピアスをつける、ミニバッグをアクセサリー感覚で取り入れる、など、コーデのどこかでメリハリを付けるように意識してみるとちょうどよくまとまります。
ニットやウールなど重ための素材感に、サテンやレースを取り入れて軽さをミックスしたり、ビビッドな差し色でアクセントを付けるのも効果アリ。頭から足の先までコーデ全体のバランスをチェックしてみてくださいね。
ダークカラーコーデのつもりが顔まで暗く見えることも
冬コーデは黒、ネイビー、ブラウン、グレーのようなダークカラーが増えがちですよね。特にコーデの印象を左右するアウターは、洗濯などお手入れがしにくいため、汚れが気になる白やベージュよりは黒やネイビーを選びたい、という声も多いです。その上、40代になると「もう大人だから」と控えめな色を選んだり、お仕事などで着るシーンも考慮して、あまりカラー使いで冒険しなくなったり、そもそも春夏のようにカラバリが豊富ではなかったりと、どうしてもダークカラーの割合が増えてしまいます。
ですが、40代の肌色自体も、残念ながら20代の頃と比べるとくすんだり、ツヤがなくなってきています。マスクが必須でリップなどのメイクでカバーするのも難しい今、ダークカラーアイテムばかりではその人の印象まで暗く見えてしまうケースも!
そんな時は、アウターからのぞくタートルニットをオフホワイトに変えてみたり、トップスに白シャツをレイヤードしたり、面積の大きいボトムスや、目立ちやすいシューズを白にするなど、写真のコーデのように「白」をうまく使うと、少し明るい印象に仕上げることができます。
また、バッグやシューズなどの小物や、顔から遠いボトムスできれい色を差し色として取り入れたり、人目に留まりやすいピアスやイヤリングで明るさをプラスするのも効果的です。
パンツの裾がシューズの上でたるみ脚が短く見える
ついやってしまいがちなのが、パンツをはく時に裾が少し余っていて、足首あたりにくしゅっとたまってしまったり、シューズの甲の部分に乗ってしまうこと。特にオールシーズンはいているボトムスは要注意! 春夏は甲の多く出るフラットシューズやサンダルを履くことが多いので、そのままはいても自然にキマりますが、秋冬はシューズも少し暖かいものや、甲が出ないものを選んだりすることが多いので、パンツの裾がシューズの甲に乗ってしまったり、引っかかったりしてしまうことも。小さな部分ですが、アウターなどで体を覆う面積が多い冬は、それによって脚が短く見えたり、スタイルが悪く見えてしまうこともあります。
そのため、秋冬コーデのパンツの裾はもたつかず、すっきり見える丈感のものがおすすめ。足首が寒いようでしたら、ワイドパンツなどよりも、裾に向かって細くなり、温かさを逃がさないテーパードなどのデザインを選んでみてください。また、タイツやソックスなどの使い方でもかなり暖かさをキープできますし、白っぽいレッグウエアを選べば抜け感にもつながり、印象も変えられます。
ショートブーツなどで、パンツからシューズまでをつないで見せる組み合わせも、スタイルアップに役立ちますよ。
ぜひチェックしてみてくださいね!