イラストレーター(Illustrator)の使い方/イラストレーター(Illustrator)関連情報

Illustrator CS2・注目の新機能 ライブトレースとライブペイント(2ページ目)

「紙に描いた線画を簡単にデジタル化して着色したい」と思った時は、Illustrator(イラストレーター) CS2の新機能「ライブトレース」「ライブペイント」で簡単に線画をベクトル化+着色できます。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

すき間も検出、簡単着色できる「ライブペイント」

線のイメージが整いましたら、[ライブペイント]をクリックします。これは閉じられた領域に、次々に色を流し込んで、簡単に着色できてしまう機能です。↓

次に[ライブペイントツール]を選び、着色したい部分にポインタを重ねると、色が流し込まれる領域が太い色の枠で表示されます。クリックするとその領域に着色されます。↓




指定した領域に色が流し込まれたところです

ただ、意図しない部分にも色が流れ込んでしまう…ということがよくあります。これはすき間ができているために起こります。↓


拡大すると隙間が確認できます

このような「すき間」を自動的に閉じてくれる機能が[隙間オプション]の[隙間の検出]です。「狭い隙間」「中程度の隙間」「広い隙間」から選んだり、または隙間のサイズを自分で設定もできます。↓




隙間の検出後は適正な領域内に色が流し込めます

もくじに戻る

「拡張」で細かいパスの編集

拡張]ボタンをクリックすれば、[ライブペイント]を実行した後、または作業中でも個別のオブジェクトとして通常の編集モードに切り替えられます。↓



もくじに戻る

次のページでは、写真も簡単にトレースして、いろいろなイメージに簡単に変換できることについて解説しています。次のページへ>>

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます