できたら避けたい! 実は太って見えがちな夏アイテム
着やすかったり楽チンだったり、40代、50代の女性が手に取りやすいアイテムってありますよね。でもその中には、実は太って見えやすいものも残念ながら存在します。ボトムスのディテールから、人気のボーダートップスの形選び、トレンドTシャツまで、選び方を変えるだけでクリアできるものも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね!後ろポケットなどのデザインがないワイドパンツ
40代、50代のデイリーボトムスといえば、ワイドパンツ。週に何日もはくという人も多いのではないでしょうか? プチプラブランドでも一年を通して発売されており、お値段も手ごろで手に入れやすいアイテムですが、気を付けたい点がひとつ。それは「お尻の部分にポケットがあるかどうか」です。夏のワイドパンツは基本的に生地が薄手。そして今のトレンドから股上はハイウエスト寄りなことが多いですよね。でも、このバックポケットがないという特徴と、生地が薄手&ハイウエストだと、後ろから見た時にヒップが大きく、どっしりと見えてしまうかも!
ポケットがないことで、目線が留まるようなアクセントもないので、お尻の部分が妙に目立ってしまい、長く、大きく見えてしまいがち。ヒップ部分はよほど鍛えていて高さがない限り、間延びして見えてしまいます。また、ワイドパンツは筒が太めなので、はいた時にシルエットが広がるのも原因のひとつです。
ワイドパンツなら後ろにポケット(ポケット風のデザインでも可)があるものを選ぶか、もしくはロングスカートにしてしまったほうが、後ろ姿はすっきり見えるかもしれません。
食い込みや盛り上がりに注意したいウエストゴム
楽チンで手放せないという人も多い、ウエストゴムのボトムス。伸びもよく、着脱も簡単なのでついはいてしまいますよね。でもこのウエストゴムも、実は気を付けたいポイントなんです。ベルトの部分がしっかりしていて太めだとあまり肉感を拾わないのですが、ウエストゴムが細いと、お腹や背中に食い込んでしまうことも。実際に窮屈に感じるほど食い込んでいるわけではない場合でも、ゴムのテンションがかかることによってトップスが引っ張られ、シワがよるため食い込んでいるように見える場合もあります。
また、生地がやわらかいギャザースカートやプリーツスカートでウエストゴムが使われている場合、ゴムに生地が引っ張られることで盛り上がる部分が出て、腰が張って見えてしまうことも。
試着時には、前からだけでなく、横や後ろからもあわせてチェックしてみてくださいね。
横幅が出やすい、ボーダー柄のボックスシルエット
ファンの多いボーダー柄のアイテムの中で、あまりおすすめできないのがボックスシルエットのトップスです。40代、50代にはロングスカートやワイドパンツが人気。でもトップスをインしてウエストを見せるのは抵抗がある……ということで、これらのボトムスと相性がいいように、少し短めの丈感で、身幅が広いボックスシルエットのトップスが多く売られています。
体型もカバーでき、大人の女性にはおすすめなデザインなのですが、ボーダーはもともと横幅を強調しやすい柄なので、さらに身幅の広いトップスを選ぶと、体が大きく見えてしまいがち。
この形ならダークカラーの引き締め色を選ぶのが、すっきり着やせして見えるコツです。
部屋着に見えやすいオーバーサイズTシャツ
今年もオーバーサイズがトレンド。シンプルなTシャツも、フィット感のあるベーシックなものから、大きめのゆったりTシャツまで出ていますよね。そんな中で40代、50代の女性は「ゆったりしているからいいな」とオーバーサイズのTシャツを選びがちなのですが、実はこちらも体を大きく見せてしまいやすいんです。
もともとオーバーサイズのTシャツは、どこかストリート感があり、ゆったりしたサイズ感をあえて女性が着ると可愛い、というところからトレンドに火がついたアイテム。
ですが40代、50代の女性のコーデは、どうしてもストリート感からは遠くなってしまうこと、ボトムスもゆったりしたものを選びがちなことから、ゆったりしたTシャツが、楽チンな部屋着風や、手抜きファッションに見えやすいのが懸念ポイントです。
同じTシャツなら切り替えが入っていたり、写真のようにウエストまわりが絞られているもの、チュニックのようにヒップを隠しつつ形を作ってくれるものなど、デザインが入っていてコーデの主役になってくれるものがおすすめです。
または代替アイテムとしては、オーバーサイズのシャツやブラウスが一押し。生地感にも少しハリが出るので肉感も拾いにくく、顔や肩まわりがすっきりして見えますし、ボトムスがワイドパンツやロングスカートでもおしゃれにまとまります。
ぜひチェックしてみてくださいね!