ベージュ、ブラウン、カーキでつくる夏の洗練カジュアル
気温も湿度も高い日本の夏。定番のベーシックカラーでは新鮮さがないし、明るい色が多いと子供っぽく見えてしまうかも……というときにおすすめなのが、ベージュ、ブラウン、カーキを取り入れたコーデです。アースカラーである3色をベースにしたコーデなら、カジュアルでもどこか涼し気に見えて夏らしさもあり、ほどよく落ち着いた雰囲気に仕上がります。ぜひチェックしてみてくださいね。こなれた雰囲気に見せてくれるベージュ、ブラウン、カーキ
今回、大人の夏コーデにぜひおすすめしたいのは、ベージュ、ブラウン、カーキの3色です。大地や植物など自然界に多く存在する色であることから、アースカラーと呼ばれることもありますね。自然をイメージさせるようなナチュラルな雰囲気の色なので、頑張りすぎず、どこかこなれて見えるところが大人の夏カジュアルにもぴったり。特に暑い夏は黒や紺、ダークグレーなどより涼し気に見えるというメリットも。
また、この3色はそれぞれ白や黒と合わせても素敵なのですが、お互いを組み合わせても相性がいいカラーです。
面積が大きく、ふわっとした素材感のものが多い秋冬にはほっこり、野暮ったく見えてしまうこともあるので、肌見せの面積が多い夏こそ、アースカラーを取り入れるのにぴったり。手持ちのアイテムでも簡単に再現できて、程よくシックで落ち着いた雰囲気になるので、ぜひ試してみてほしい配色です。
シンプルコーデもこなれて見えておしゃれ度アップ
ゆったりしたトップス&ロングスカートは大人の女性に人気のある夏コーデ。ベージュ、ブラウン、カーキで取り入れるとより夏らしく、こなれた印象に。少し辛口なテイストもプラスされて都会的なイメージに仕上がります。また、プリーツやギャザー入りのスカートなど、どこか甘さのあるアイテムも、アースカラーなら甘さを抑えてくれるのでおすすめです。
カーキは楽チンアイテムを大人に仕上げてくれる
ノースリーブや半そでのTシャツを長くしたようなカットソーワンピは今年も人気。長め丈や、スリットが入って足さばきがいいものなども揃っています。ベーシックなライトグレーやブラックは人気ですが、もともとTシャツ向けの素材を使用していることもあり、カジュアルに見えやすいアイテム。また、大人が着ると、デザインによっては部屋着風に見えてしまうのも気になりますよね。
そんな時はシックに見えるカラーを選ぶのがおすすめ。特に辛口なカーキは楽チンアイテムを大人っぽく見せてくれる効果があり、カジュアルアイテムを格上げしてくれます。また、ダークカラーで合わせると引き締め効果が期待できるのも高ポイント。カラバリにカーキがある場合はぜひトライしてみてくださいね。
ベージュのワンピはカジュアルにも女性らしくも着られる
ベージュのワンピースは合わせる小物次第で甘めにも、辛口にも着こなせる優秀アイテム。特にノースリーブのロングワンピースは、一枚持っておくととても重宝する夏アイテムです。カジュアルに着たい時には、キャップやハット、足元はスポーツサンダルやビーサンで力の抜けた大人カジュアルにまとめて。きれいめに着たい時には足元をヒールにしたり、写真のようなパールのネックレスなどきちんと感のあるアクセサリーをプラスすると女性らしい印象にまとまります。
白も可愛いですが、ベージュなら明るいトーンをキープしたまま、汚れもそこまで気にせずデイリーに着られるので登場回数も増えそうです。
垢抜けて見せてくれるブラウン系のワントーンも一押し
昨年の夏はブラウンが話題でしたが、その人気はこの夏も継続中。ブラウンアイテムがたくさん出ていますが、今は赤みがかかったブラウンや、ピンクブラウン、白が混じったカフェオレのような甘めのブラウンなど、色味にもいろんなトーンがあるので、おしゃれなニュアンスが作りやすいのもメリットです。そしてブラウンアイテムで全身を揃えると、あか抜けて見えるワントーンコーデの完成! 秋のイメージが強いですが、あえて夏素材のアイテムでブラウンを取り入れると今っぽさもアップ。カジュアルなアイテムでもカラーを統一して全身で揃えることでまとまりが生まれ、すらっと縦長に見えるので、スタイルアップ効果が期待できるのも嬉しいですよね。
ベージュ、ブラウン、カーキを取り入れたコーデ、この夏はぜひトライしてみてくださいね!