いま買っていいもの、ダメなものの条件は
いろいろと生活に変化が起こった今年の春夏シーズン。ストレス発散にショッピングしたい!という声も聞かれますが、状況が予測しにくい今は、買っていいもの、ダメなものが存在します。あまり着る機会がないものを買ってしまった……など無駄な出費を避けるためにも、ぜひチェックしてみてくださいね!買っていいもの1. 家でも外でも着られるもの
洋服や小物を購入する時、分かりやすくおしゃれなものや、着まわせそうなものに惹かれる人も多いかと思います。ですが、以前より確実におうち時間が長くなる今は、まず家でも外でも着られるという視点で選んでみてください。家にいるだけだからと手抜きしたような服装だと、気持ちまでだらけてしまうことも。肌触りや着心地がよく、立ったり座ったりしても快適でいられるもの。部屋着っぽさはなく、気分も上がるような、程よいおしゃれ感があるものがおすすめです。
ストレッチ入りで楽だけど見た目はきれいめなパンツ、肌触りのいい素材を使用していてラインがきれいなカットソー、一枚でも羽織りでも着られるシャツ、楽だけど引き締まって見えるダークカラーのワンピースなどがあると、軽い外出にも対応できて便利です。
買っていいもの2. 機能性の高いもの
いろいろと生活に制限が出ている今でも、「機能性が高いアイテム」は買ってOKなアイテム。機能的なものは、トレンド感は薄れるかもしれません。でも汚れに強い、夏でも風通しがいい、すぐ乾く、何通りもの使い道がある、小さく畳める、丈夫などの特徴があるものは、今後を考えてもいろんなシーンで使えるため、コスパのいいアイテムです。また、これからのシーズンは気温が高くなり、マスク着用だとより熱中症になりやすいという注意喚起もされていますよね。そのため、通気性がよくてすぐ乾くリネン系や薄手のコットン素材のアイテムはおすすめです。
他にもUVカット機能付きのアイテム、畳めて持ち運びにもぴったりの軽めアウター、汚れが付いてもさっと拭けるナイロン製のバッグ、外出ついでにウォーキングもできるような歩きやすいシューズなどは一押しのアイテムです。
買っていいもの3. シーズンレスなベーシック服
ベーシックなアイテムは、もともとシーズンレスで使えるものが多いので、あまり気にせず購入してもOK。また、すでに持っているアイテムの買い替えなら、着まわし方法などもすでに知っている上での購入なので、買って損なしです。体型に合うシンプルなボトムスや、Tシャツ、カットソーなどどんなコーデにも馴染むもの、ずっとはけるシンプルなパンツや、肩にかけたり巻いたりとアレンジが効いてコーデの幅も広げてくれるカーディガンもおすすめです。
また、ベーシックなアイテムも、その時々の流行に合わせて少しずつアップデートしていることも多いため、買い換えていくことで「いつものベーシックコーデ」が、「シンプルだけどどこか今っぽいおしゃれコーデ」に見えるという嬉しいメリットも期待できます。
今ならワントーンでまとめるなど、コーデで今っぽさを調整するとおしゃれっぽさもアップしますよ。
いま、買うとダメなものは熱のこもりやすいもの
アパレル業界でも、本当は春に売れるはずだった在庫が残ってしまっている、という声も聞かれているので、セール価格で販売するところも増えてくるかもしれません。ですが、いくら安くなってもあまりおすすめできないのが、暑くなった時に着られないような、熱のこもりやすいアイテムです。
特に気を付けたいのは、ポリエステルやナイロン素材100%のもの。これらの素材は形が崩れにくく丈夫で、シワも付きにくいというメリットがあるため、きれいめのブラウスやパンツなどオフィスでも着られるような洋服に使われることが多いです。
しかし、風を通さないため体温がこもりやすい点が、この夏は大きなデメリットになる可能性も。例年のようにしっかりクーラーが効いている場合はまだOKですが、もし室内の換気を重視した場合、空調の効きが悪く、室温が高くなることも考えられます。そんな時、熱がこもってしまう洋服を着ていると体温調整がしにくく、体調不良につながってしまうかも……。これから何か購入する場合は、念のため素材もチェックしてからがおすすめです。
ぜひチェックしてみてくださいね!