レディースファッション

日本人にとって“ちょうど良い”ニューヨーク発のエコバッグ

日本でもレジ袋の有料化が開始されます。良いエコバッグは見つかりましたか? 車ガイドであり、運転して買い物に出かけることも多いというという小池りょう子さんが今回イチオシしてくれたは、手頃な大きさで使いやすいアメリカ産のバッグです。

小池 りょう子

執筆者:小池 りょう子

車ガイド

ZABAR'Sエコバッグ

ZABAR'Sのオリジナルエコバッグ(小)

 
私は米国ボストン在住で、クルマで3~4時間で行けるニューヨークの友人をよく訪ねます。穏やかな雰囲気のボストンとは違い、「人とモノ」が最先端を凌ぎ合っている感じがするニューヨークは、いつ歩いてもその熱量に圧倒される街。そんなマンハッタンの80thストリート、アッパーウエストサイドまで地下鉄で上がってくると、ニューヨーカーに人気の老舗食材店・ZABAR’Sがあります。「SEX AND THE CITY」「ゴシップガール」などにも登場するこのスーパーマーケットは、チーズやオリーブなどのヨーロッパ食材を扱う店として80年ほど前に創業しました。
 
この店では食材だけでなく、オリジナルのキッチン用品も多く扱っています。なかでも、ニューヨーク在住の友人には必ずといって良いほど勧められるのが「エコバッグ」。日本では海外モノのエコバッグとしてDEAN&DELUCA、Trader Joe’sなどが流行っていますが、次はこのZABAR’Sが密かなブームになるのでは?と思えるくらい、日本人にとっての“ちょうど良さ”が詰まったバッグだからです。
   

丈夫でコンパクトなデイリーエコバッグ

エコバッグにハーフガロンのボトルが2本

ハーフガロン(約2L)を2本入れても余裕があるサイズ


アメリカでの買い物といえば、クルマで1週間分の食材や日用品をまとめ買い、というイメージかもしれませんが、意外とそうでもありません。普段の移動はもちろんクルマですが、こちらのスーパーマーケットの多くは朝6時頃から22時頃まで開いているので、子どもを学校まで送った帰りや、習い事をしている間に買い物をすることもよくあります。
 
「今日は牛乳とタマゴだけ買わなくちゃ」という時には、この「エコバッグ」に財布と携帯だけを入れて出かけ、必要なものだけを買うようにします。大きなバッグを持ち歩いていると、ついつい買いすぎてしまうのは日本でもアメリカでも同じ。このバッグはハーフガロン(⒈89L)のボトルを2本入れて、少し余裕がある程度の大きさなので、2、3日に一度、必要な食材だけを買うように心がけている人にも持ってこいのサイズです。
 

レジ袋の有料化が進むアメリカでもバッグやクルマに1つは常備したいアイテム

丸めたエコバッグ

丸めるとスマホより少し大きなサイズに


私がアメリカに住み始めた2018年にはまだプラスチックバッグ(レジ袋)を無料でくれるスーパーマーケットが多くありましたが、ここ半年くらいでほとんどの店が廃止、もしくは有料化を進めています。さらに、アメリカでスーパーの袋といえば、リユースできる茶色い紙袋が主流ですが、それも簡素化され、買ったものを入れたら底が抜ける、取っ手が取れるといったトラブルは当たり前。

さらに最近では取っ手が付いていない紙袋も再登場しました。見た目には70、80年代のアメリカっぽくておしゃれではありますが、両手で1つを抱えるのが限界……。やはり「エコバッグ」はバッグの中かクルマには1つ常備しておきたいものです。ZABAR’Sのアイテムは丸めてもスマホより少し大きいサイズで、車内のグローブボックスにもすっぽり収まります。

アメリカ生まれなのに、日本人の痒いところにも手が届くアイテム。このまま持ち歩くにも、手持ちのバッグに入れるにも、使いやすい大きさ感とデザインがイチオシです。
 
DATA
ZABAR'S|エコバッグ

サイズ:約39cm×約21cm×約16cm
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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