着ぶくれや老け見えも!? ついやりがちな12月のNGコーデ
ついに冬本番! アウターがマストになったり、身に着けるアイテム数が増えるこのシーズンは、新しく気を付けたいポイントも出てきます。12月についやりがちなNGコーデのポイント、チェックしてみてくださいね。大人のタートルネックは首がフィットしすぎないものがおすすめ
アラフォーになると、細い、太いなどの体型に関わらずフェイスラインが若干ゆるみがち。そのせいか、防寒に最適なタートルネックが似合わなくなったという声も聞かれます。折り返すタイプのタートルネックは、首にフィットしつつ高さがあるものが多いため、顔がタートル部分にのっているように大きく見え、フェイスラインを強調してしまうのが理由のようです。輪郭がたるんできたように感じる人には、難易度が上がってしまうアイテムかもしれません。
タートルネックならざっくりニットのようなイメージで、首にゆとりがあるものが抜け感もあり、小顔効果もあっておすすめです。
伸ばしても着たい長めタートルなら黒以外が無難
長さのあるタートルネックは折り返すのが主流ですが、最近は写真のように首部分を伸ばしてくしゅっとたるませて着る方法も人気です。マフラーいらずの暖かさで、首もとをしっかり暖めてくれるのも◎。ですが、この時はカラー選びに気を付けて。例えば「黒」はベーシックな定番カラーですが、タートルネックを伸ばして着ると存在感があり、コーデのバランスを取るのが難しいことも。コントラストが強くなるため顔を目立たせてしまうというデメリットもあります。
タートル部分を折っても伸ばしても着たい場合は、ブラウンやグレージュなど温かみのあるカラーや、あいまいなニュアンスカラーが顔なじみがよく、優しい感じになるのでおすすめです。
また、薄手のリブタートルニットがベージュの場合、肌なじみがいいあまりヌーディーな印象が強いこともあるので要注意。さらに薄手でフィット感があり二の腕の丸みなどを拾ってしまうと、肌着風に見えてしまうことも。定番アイテムでも購入の際には必ず試着をし、フィット感をチェックするのが大事です。
人から見えると目立つ! コート背面のシワに気を付けて
コートで一番気を付けてほしいのが背中やコートの裾に入るシワ。特に座った時に擦れる背中や裾などにシワが入りやすく、これがあるとおしゃれなコートも一気に生活感が出てしまいます。特にロングコートや今季トレンドのリバーコートのような着流し系、ガウンのように着るアウターは、かっちり決めすぎないラインがおしゃれのポイント。ですがシワがあると、ゆるいおしゃれ感よりもルーズさが目立ってしまい逆効果……。ゆるっとしたラインのアイテムこそ、状態はきれいに保って着るのがおすすめです。
ダウンはバランスに気を付けて「清潔感」も意識して
一番暖かいアウターといえばダウンですが、ボリューミーなものが多く、着ぶくれして見えやすいアウターでもあります。また、気を抜きすぎると、年配の方とコーデのシルエットがかぶってしまう、なんてことも! 例えばボトムスにワイドパンツを選ぶと、足のラインをカバーしてくれつつタイツなどの重ねばきもできて便利。ですが、パンツがカジュアルすぎたり全体が地味な印象だと、体型のラインも出ていないため、後ろ姿がおばさん風に見えてしまうこともあります。
ダウンコートを大人っぽくおしゃれに、すっきり着たい時には、ボトムスを含む全体とのバランスが肝心。インナーのトップスに明るいカラーを選んだり、ワイドパンツはセンタープレス入りにするなど、なるべくきれいめ寄りなものを。
そしてバッグは目を惹くアクセント役になるものを選ぶ、もしくはフラット靴でもローファーやバレエシューズにするなど、どこかにおしゃれなポイントを作るとバランスよく仕上がります。
ヘアをコンパクトにまとめたり、カラーリップを使うなど、メイクで女性らしいポイントを作るのもいいですね。カジュアルなダウンでも「清潔感」を意識しながらコーデを組むとうまくまとまります。
ぜひチェックしてみてくださいね!