ストーンや金属を使ったアクセは、サイズや色、形が限られますが、エコレザーなら色使いや加工の余地が広く、華やぎを添えてくれます。また、ストーンや金属に比べ、格段に軽いので、1日中つけていても、くたびれにくいという長所があります。
そんなエコレザーのブランドでもイギリス発の「Ginta(ギンタ)」は、ハンドメイドのていねいなデザインが魅力。この秋冬に取り入れてほしいイチオシです。
繊細なレースのような軽やかさで存在感を放つデザイン
ストーンや金属では難しい、有機的な曲線を表現できるのは、質感のソフトなエコレザーならでは。たとえば、花びらや蝶のような、天然の造形美を写し込むのに向いています。複雑な立体感を表現しやすいのも、エコレザー素材の良さです。「ギンタ」はラトビア人デザイナーが自然から着想を得てデザインしています。繊細なレースのようなアレンジは、「アクセ=硬質」という、これまでのイメージを覆してくれます。
カラーバリエーションが50色ほどもある点も、染色しやすいエコレザー素材の強みです。洋服の色に合わせて、トーンを整えやすいアクセはいろいろなシーンで重宝しそう。ネックレスのほかに、イヤリングやブレスレットも用意されています。
肌や服地への負担が軽いから出番がいっぱい
いくつものパーツを重ね合わせてあるので、重層的な立体感が漂います。まるでていねいに施されたレースのよう。ニットの上から付けても、重みで沈まず、自然なグラマラスを加えてくれます。ワンピースのように、1枚で着る服にもほどよい起伏が備わります。きらめきを帯びるストーンや金属のアクセサリーと違って、グリッターな印象が薄いから、場面を選ばずに使えます。大ぶりのネックレスに抵抗がある人でも試しやすいでしょう。
2019-20年秋冬シーズンはクラシカルなファッションが脚光を集めていて、チョーカーがトレンドピースに浮上してきます。繊細な手仕事で、顔周りに上品なムードを呼び込める点でも、幅広いシーンで出番がありそうです。軽さのおかげで、旅先に持っていっても、限られたワードローブを盛り上げてくれるツールとして重宝します。
DATA
Ginta
ラインナップ:ネックレス、ブレスレット、イヤリング、ブローチなど