大人がアリなキャップ、NGなキャップの違いと正解コーデ例
かぶると暑さが和らぎ、便利なキャップ。今年は特に人気があるので、街中でもよく見かけますよね。ただ、かぶり慣れていないアラフォー世代の女性には少々難しく感じられるアイテムでもあります。今回はキャップ初心者でも安心! 大人の女性にアリなキャップ、NGなキャップの違いやナチュラルにかぶることができるおしゃれコーデのコツについてご紹介します。
大人がかぶってもアリなキャップ、ナシなキャップの違い
キャップはそれだけでスポーツ感が強く、アクティブで元気な印象のアイテム。そして、もともと男性や子供がかぶるイメージも強いので、大人の女性がかぶる時は引き算が肝心です。 デザインや形がシンプルで、頭や顔に馴染むものがベスト。色に関しては、日本人の髪の色は黒っぽいので、一番使いやすい色は黒。派手な色よりはベーシックな色のほうが馴染みがよく、顔の雰囲気やファッションのテイストによっては、濃い色ならネイビーやブラウン、薄い色ならベージュ系もおすすめです。そして形もシンプルで、少し深めを選ぶのがポイント。顔が少々隠れるぐらいが紫外線カット効果もあり、コーデにも合わせやすくてかぶりやすいはず。
浅すぎるデザインだと、頭にのせた感じが浅く前髪が出るようなイメージになるので、20代のストリート系ファッションのような雰囲気に。アラフォー女性が馴染ませるには難しい印象です。
これは避けたほうがいいというのは、コーデ全体から浮いてしまうようなもの。派手な色や柄、でかでかと入ったロゴ、生地にハリがありすぎて男性っぽくなりすぎてしまうものなどは要注意です。帽子は自分が思う以上に人の目につくアイテムなので、その分主張も強め。
今のファッションはこなれて見えるさりげなさがポイントなので、盛りすぎるとトゥーマッチに見えてしまいます。目立つ色や柄、大きく主張するようなロゴが前面に入っていると、子供っぽくなる可能性が大きいので避けて。
また、頭の形は人によって違うため、頭のハチまわりにフィットしない帽子を選んでしまうと、少し浮いたように感じたり、頭が大きく見えたりすることも。ひさしの部分も少しカーブしているほうが使いやすく、ここが板のように硬めなものは避けたほうが◎。
他のアイテムだったらデザインが凝っているなら色は抑えて、デザインがシンプルなら派手な色を、という選び方もOKですが、キャップはそれよりももっと引き算するイメージで選ぶのがコツ。色も形も無駄をそぎ落としたシンプルなものが、アラフォー女性にはぴったりです。
アラフォー女性に馴染むおしゃれなキャップコーデのコツ
Tシャツ&デニムの定番カジュアルコーデにキャップだと、もちろん相性は良いですが老若男女問わずかぶってしまいそう……。キャップコーデでアラフォー女性ならではのおしゃれ感を楽しむなら、引き算しつつどこかテイストをミックスすると今っぽさもありつつ自然な雰囲気に仕上がります。例えば、デニム&スニーカーのコーデにキャップを合わせるなら、トップスはジャストサイズのごく普通のTシャツよりも、もう一工夫するのが◎。今年トレンドのTシャツやカットソーを長く伸ばしたようなワンピースやチュニックに変える、またはシャツやブラウスでバルーン袖などどこかデザインが入っているきれいめアイテムを合わせる、など。 簡単におしゃれに見えておすすめなのは、シンプルでシックな色のワンピースに合わせること。他アイテムとのバランスも気にしなくて済むので、コーデ自体も時短で仕上がります。 スカートコーデにプラスするのは、アラフォー女性にぜひおすすめしたいコーデ法です。明るい色のスカートコーデにキャップを足すと子供っぽい要素が強くなってしまいますが、色使いがシックなスカートコーデなら甘さも控えめなので、キャップとの相性抜群。 シンプルでスポーティーなキャップを足すと外しアイテムになってくれて、テイストミックスした感じのコーデが楽しめます。甘すぎて老け見えするのも防いでくれるので、一石二鳥。
暑さ対策や紫外線が強い時期にも使えるので、使い方をマスターしておくと便利なキャップ。シンプルなものならアラフォー女性でもナチュラルにかぶることができるので、ぜひしっくりくるバランスを見つけてみてくださいね!