春のトップスはカラーデザインで印象が変わる
春夏はシャツやブラウスなどトップスに視線が集まりやすい季節。襟(カラー)のデザイン次第でいろいろな印象の着こなしができるんです。また、顔周りの悩みを解消してくれることも。今回は襟デザインによって与える印象について解説します。1. トラッド感ならスタンドカラー
バンドカラ―とは、立ち襟であるスタンドカラーの一種。ノーカラーの状態にバンド(帯)状の布をつけた襟のことです。レギュラーカラーシャツに比べ、襟のボリュームが小さくカジュアルな印象に見えますが、シャツが持っている正統派なイメージは崩さないのできれいめなトラッドに最適な襟のデザインです。ボタンはすべてしっかり留めて着こなすと、トラッド感を更に強めてくれます。メンズライクなコーディネートにオススメです。
ただ、首が隠れてしまう分、顔の大きさが目立ってしまうという難点も……。顔の大きさが気になる方はボタンを2~3つ開けて首元を見せて着るとスッキリと見えますよ。
また、レースなどを使ったスタンドカラーはコーディネートが女性らしい印象に仕上がります。メンズライクなスタンドカラーも魅力的ですが、レースやギャザー、バックリボンなど女性らしい要素を取り入れたデザインを選ぶのも新鮮ですね。レースなら首の詰まり感も気になりにくいので顔周りもスッキリと見えやすいです。
ヌケ感が女性らしいスキッパー
スキッパーは女性らしさの象徴であるデコルテを品よく露出し、大人っぽいイメージになります。体の中でもお肉が付きにくいデコルテが見えると痩せている印象を与えられますね。襟付きだからきちんとした印象も与えつつ、適度な襟の開き具合はヌケ感を感じせ気負わない印象に。オフィスシーンにもカジュアルにも両方使える万能な襟デザインです。
今回はピンクを選んでより女性らしい印象にしてみました。ネイビーやブラックなどクールな色なら大人の女性らしい恰好いい印象にも仕上げることができるでしょう。
女性らしいフォーマルコーデを目指すならボウタイブラウス
女性の特権であるリボンが象徴的なボウタイブラウス。リボンを結べばそれだけでフォーマルで女性らしい印象を与えることができます。大振りのイヤリングなどをしなくても首元のリボンに視線を集めて顔周りを華やかに見せる効果が。公式の場などにも最適ですが、あえてカジュアルに着るとクラシカルなコーディネートになりそれも魅力的です。カジュアルにも活用できるボウタイブラウスは柄にポイントがあります。今回ガイドが着用しているようなギンガムチェックならカジュアルな印象を与えてくれます。あえてデニムやチノと合わせるとミックス感が生まれておしゃれに映りますよ。
いかがだったでしょうか? 襟の選び方によってコーディネートの幅が広がりそうではないですか?お手持ちのシャツやブラウスの襟のデザインを確かめてコーディネートを楽しんでみてくださいね。