地味とシンプルオシャレの違いとは?
地味にならないオシャレコーデのつくり方にはコツがある!
実際に街で見かけるNGコーデとしても、例えばアウターからパンツ、シューズやバッグまで黒づくめのコーデ、コートはブラウン系なのにグレーやネイビーなど地味色のボトムスを合わせ、かつバッグやシューズは黒と地味色のみで男性(おじさん? )のようなコーデ、などが挙げられます。
でも実はそれって、地味色のせいではなく、コーデの組み方に問題が! 抜け感がなく、全体的にルーズ、部屋着っぽい、もっさりした印象、清潔感&今っぽさがないため、「適当に着てきた」感が強いのがオシャレに見えない理由なんです。
そこで、今回はただの地味な人で終わらせない、シンプルオシャレコーデを作る7つのコツについてお伝えします! 以下の7つのコツを頭に入れておくと、地味コーデがぐっと垢抜けますよ。
1.首元、手首、足首の3首を見せて抜け感を
春の定番アウター、トレンチコートも足元のロールアップで垢抜けます
ごく普通のアイテム同士のコーデでも、ここを気を付けるとぐっとオシャレ見えすることも! パンツの裾を適当に軽く折ってロールアップするだけでも効果抜群。3点全部は出せなくても、どこか1点は見せるように意識してみて下さい。
2.差し色を効果的に使う
簡単に取り入れられる赤のネイル、だけでも十分差し色になります
オススメアイテムは赤の靴。バレエシューズや、シルエットのきれいなパンプスなら言うことなし! アイテムで取り入れるのが難しければ、ネイルでも十分なのでチャレンジしてみて下さい。
差し色はもちろん他の色でもOK。イエローやオレンジは元気でフレッシュ、女性度の高いピンクやパープル、ボルドーならフェミニンに、ブルーやグリーン系ならスタイリッシュでこなれた都会的なコーデを作れます。
3.安易に地味色のみでコーデを組まない! 2色程度に絞ること
地味色は洗練されて見える2色以内でまとめれば失敗知らず!
大きく分けるとブラックやネイビー、グレー、カーキはクール系、ブラウンやベージュは温かみのある雰囲気、と系統が違います。系統の違う地味色が全身に混ざると、まとまらず雑多な印象(=ファッションに気を遣わない人)を与えてしまいます。
さらに、この配色は年配の方に多いので、老け見えにつながる場合も……。特にレッグウェアやシューズ、バッグの色が散らからないよう注意して。地味色は2色で抑えてコーデを組み立てるとまとまりが出て、差し色を使いたいときはそのまま加えればいいので確実です。
4.サイズ感に注意してメリハリを意識
地味色のアイテムは馴染みが良いゆえ、印象の薄い着こなしになりがち。「なんとなく着た感」を出さないために、主役になるアイテムのサイズ感を基本にコーデを組んでみて下さい。ゆるっとしたトップスがメインならボトムスは細く、ボリュームのあるシルエットが魅力のボトムスならトップスはジャストサイズを選ぶなど、サイズ感に気を配ると全身の中でメリハリが付き、こなれて見えます。5.素材が良い物を選ぶ
地味色は実は値段の差が出やすいカラー。特に黒やネイビー、白などは素材の差がハッキリ出るので、あまりに安っぽい雰囲気だとアラフォー女性が着るのはNG。質が高いアイテムはプチプラにはないオーラがあり存在感が強いので、オシャレ度を引き上げてくれます。地味色のアイテムは素材を重視して選ぶのもオススメです。
6.同じ地味色でも異素材を使う
例えば同じ黒でも、コットンやレース、リネンやニット、とろみ生地など異素材を組み合わせると、奥行きが生まれ、ニュアンスのあるオシャレが楽しめます。ネイビーが好き、ベージュが好き、など地味色の中でも好みがある場合は、その色を基調に素材の違うアイテムを買い揃えるのもオススメ。合わせやすいからと単に地味色を選ぶより、ワントーンやグラデーションで揃えると結果的にコスパも◎。7.少しだけディテールに凝った地味色アイテムを上手く取り入れる
トレンドのディテールを少しだけ取り入れた地味色のプチプラアイテムが使えます!
7つのコツを意識するだけで、地味色でオシャレコーデが簡単に作れます。ぜひ試してみてくださいね! 以上「おばさん地味コーデをシンプルおしゃれに格上するコツ」でした。