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ユニクロVS無印 洗濯機で洗えるニットを徹底比較

今回は暖房が効いた室内で重宝する「洗濯機で洗えるニット」対決!いろんなプチプラブランドから出ていますが、中でも大人の女性も納得して着られるクオリティで人気の、無印良品とユニクロの洗えるニットを徹底比較。素材からデザインの違いまで、実際に買いなのはどっち?詳しくお伝えします。

横瀬 真知子

執筆者:横瀬 真知子

レディースファッションガイド

洗濯機で洗えるニットを買うべきなのはユニクロ? 無印良品?

洗えるニット

プチプラでも質に定評のあるユニクロVS無印良品、洗えるニットが優秀なのはどっち?

最近では、外は寒くても、室内は暖房で暑いことさえある日本の冬事情。「洗濯機で洗えるニット」が、きれいめながら気軽に洗えることで人気を集めています。

いろんなブランドから発売されていますが、中でも大人の女性の間で話題なのが、ユニクロと無印良品! 今回はこの2大人気ニットを同じMサイズで徹底比較してみました! 素材やディテールの差から、写真だけでは分からない着心地まで詳しくお伝えします。

デザインのディテールの違いを比較

今回比較するのは、無印良品のウールシルク洗えるVネックセーター(オートミール)と、ユニクロのエクストラファインメリノVネックセーター(ピンク)。まず平置きの状態で分かる2つの違いを見ていきましょう。
洗えるニット

どちらのタグにも洗濯機で洗える旨が表示されています

どちらのタグにも洗濯機で洗える旨が表示されている点は同じ。ユニクロ2990円(税抜)、無印良品は2990円(税込)とお値段も税金の違いだけ。デザインを比較してみるとまず目立つのが首元のデザインの違いです。無印良品のほうが細め、ユニクロのほうが約1.5倍太めです。
袖の太さも大体同じ

袖の太さも大体同じ

肩から計った袖の長さ、太さは大体同じですが、ここで違うのは袖口のリブ部分。ユニクロのほうが長めになっています。
ウエスト周りのリブ感もほぼ同じ

ウエスト周りのリブ感もほぼ同じ

着丈はどちらも60センチでまったく同じ。ウエスト周りのリブ感も似ていますが、少しだけ無印良品のほうが締まる感じがします。

オシャレさなら無印、機能性ならユニクロ!?

この季節に着用することを想定して、一枚長袖のインナーを着た状態で比較してみます。

■無印良品
無印はサラッとしたしなやかな着心地が一番の特徴

無印はサラッとしたしなやかな着心地が一番の特徴

素材はウール88%、シルク12%。実際に着たときにまず感じるのがすべすべとしたしなやかな生地感。ニットというより、ニットとカットソーの間のような柔らかい質感で2990円に見えない高級感があります。

ただしかなり薄い(少し頼りなく感じるほど……)ので、防寒面はあまり期待はできません。インナーも凹凸のないシンプルなものでないとラインが響いてしまうかも。写真のオートミールをはじめ、淡い色は透け感があります。
身幅にゆとりがあるので、インナーのもたつきも気にならない

身幅にゆとりがあるので、インナーのもたつきも気にならない

先ほど比較した首元のデザインが細めだった通り、ステッチ等が控えめであまり目立たない分、デコルテがきれいに出て上品な印象。脇の下や身幅は思ったよりもゆとりがあります。ウエストまわりはリブが入っているのでルーズ過ぎず締まり過ぎない程よいフィット感で、スカートとも相性が良さそうです。

■ユニクロ
ユニクロニットは手首リブ部分がより長い

ユニクロニットは手首リブ部分がより長い

素材はウール100%。実際に着てみると滑らかさは十分にあるのですが、比べると無印良品の方がよりしなやかでソフト。ユニクロのニットも薄手ですが、比較するとこちらのほうが厚みがあるので丈夫で長持ちしそうな印象です。

一番大きな違いは袖口のリブ部分。ユニクロの方が長めでキュッと締まった作りになっているので、かなりフィット感を感じます。好みが分かれそうなので気を付けたいポイントです。
比較するとユニクロのほうが若干カジュアルかも

比較するとユニクロのほうが若干カジュアルかも

身頃にはゆとりがありつつも全体的にルーズではなく、袖のリブを長くするなど気になりそうな場所は意識してフィットするように仕上がっています。機能性も重視されたデザインと言えそう。

首元は無印良品より太めなので、比較するとこちらのほうがディテールが目立ちます。その分、型崩れもしにくく、生地も無印良品と比べると少し厚めで安心感があるので、気を遣わずに日常使いできそうです。

無印良品の特徴はより女性らしい上質さ&オシャレさ

無印良品の洗えるニットはウール80%、シルク20%

無印良品の洗えるニットはウール80%、シルク20%

無印良品の洗えるニットは、セレクトショップに置いてあるような上質で繊細な薄手ニットという印象。これで2990円はお買い得と言えるクオリティです。首元のステッチも控えめでデコルテをきれいに見せてくれるデザインなので、華奢なネックレスとも相性◎。きめこまやかな編地で、より高見えしそうなのはこちらのニットでした。

オフィスルックだけではなく、プリーツやシフォンなど軽い素材のスカートとも合い、きれいめコーデにもハマります。よりファッション性を重視したい方にはこちらがオススメ。ただしその分素材は薄めで繊細そう。防寒性もあまりなく、洗濯機では洗えるものの取り扱いは注意したほうが良さそうです。

ユニクロの特徴はカラバリ&生地やディテールのしっかり感で日常使いに

ユニクロの洗えるニットはウール100%

ユニクロの洗えるニットはウール100%

ユニクロの洗えるニットは、なんとカラバリが16色! 冬カラーはもちろん、写真のピンクやライトブルー、クリームなど明るい色味も揃っているので選ぶ楽しみも味わえそう。

無印良品と比較すると、機能的なディテールや生地感の面からも、より気を遣わず着られそうという印象です。

いかがでしたでしょうか? 一見、そっくりに思える2つのアイテムですが、女性らしい上質さなら無印良品、カラバリや気軽なデイリー使いの面ではユニクロ、という結果になりました。どちらもとっても優秀なアイテムなので、ぜひチェックしてみて下さいね。以上「ユニクロVS無印 洗濯機で洗えるニットを徹底比較」でした!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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