40代からは体型に合うコーデとサイズ選びがオシャレへの近道
高かったからなんとなく着ている……、安くてつい買っちゃう……、よりも大事なサイズとコーデのまとめ方
でもそのお悩み、コーデのまとめ方やサイズ選びで解決できるかもしれません! ボディラインが変わってくるアラフォー以上の世代では、体型を生かしたファッションを考えることが、とにかく大事。そこで、今回は体型のお悩み別にアドバイスしていきます!体型を問わずポイントになるのが2つ。
- きれいめポイントをあえて作る
- 体型に自然に沿うサイズ感を意識する
背が低い……コーデにメリハリを!
ほどよくフィットするニットと足の長さにあったデニムは必須
あえて上下どちらかにオーバーサイズを取り入れてぶかっとしたサイズ感に見せるのも可愛いですが、上下ゆるゆるだと服に着られてしまうので、もう一方はジャストサイズが基本です。
脚のラインを強調するセンタープレス入りはきれいめで大人コーデにも向いています
冬の全身カジュアルは子供っぽく見えてしまうので、スニーカーならコートはチェスターに、ダッフルコートならきれいめシューズなど、きれいめポイントを積極的に取り入れるとスッキリ見えます。
背が高い……Iラインが正解!
一見あまり悩みがないようですが、横に広がって見えるコーデだと大柄に見えるため、AラインよりはIラインの縦長シルエットが正解。肩まわりにボリュームが出るといかつく見えてしまうので、厚手のアイテムは肩が盛り上がって見えないかチェックが必要です。無地のゆるっとしたニットなど装飾のない大きめサイズを着ると、胴が長い分、どうしても間延びし「ハンガーにかかった服」のように見えてしまうのであまりオススメできません。
これにスニーカーを合わせると重心が下がるのでイマイチ……
シンプルなロングコートや、ウエスト位置の分かるオールインワン、ワンピースも、身長が高い人が着るとより映える上、コーデも簡単でオススメです。
ライダースなどメンズライクなアイテムでは男っぽくなり過ぎる、甘めアイテムが馴染まない……など、迫力が出がちなのが悩み。意識して柔らかさを取り入れるのがコツです。
オススメはカッコいいシルエット&優し気な色の組み合わせ。メンズライクなチェスターコートや首元がシャープなVネックニットも、ダークカラーではなく柔らかなライトグレーやベージュ、ダスティパステルにする、など。アイテムの存在感が和らぐので馴染みやすくなります。
ぽっちゃり型……ゆとりあるサイズ感が重要
ぽっちゃり型の方は女性らしい雰囲気が魅力なので、ネイビーやダークグレー、カーキなどを着ても地味過ぎず、オシャレに見えるのがメリット。メンズライクなアイテムも逆に女性らしさを引き立ててくれます。トップスはつかず離れずなゆとりのあるサイズ感がオシャレ見えします。タートルやクルーネックだと体の丸みが強調されるので、シャープなVネックがおすすめ。
クルーネックよりはVネック。寒ければ首の詰まった白インナーを着るとオシャレ見えも◎
やせ型……ふんわり感を意識して
40代以降では痩せている感が目立つと、貧相な印象になってしまい老けてみえることも……。寒々しい印象を防ぐため意識的にふんわり感をプラスしてみてください。上下共にピタピタのサイズ感はNG。首まわりが出ると細さが際立つのでタートルネックやクルーネックがオススメ。トレンドのフレアスリーブやラッフル付きのトップスなどデザイン入りのトップスも似合います。
首まわりが大きく開いていると寒々しく見えることも
がっちり型……引き締め色を上手に選んで
腰まわりにタックが入っているだけで「張っている感」をカバーできます
気になるのが二の腕や肩なら、ドロップショルダーやドルマンスリーブ、腰まわりにタックやステッチが入ったもので、張っている感じを出さないようカバー。肉感の出ない素材が正解です。合わせてできるだけ三首(首元、手首、足首)を出し、華奢ポイントを作るのも効きます。
下半身だけ太め……制すべきは腰まわり
アウターがあれば人から見えるのは数センチなので、ウエストインもトライしやすい
ゆるめ&長めのトップスは全身が詰まって見えるのでNGです。プリーツやシフォン系のスカートなど腰まわりが目立つボトムスを着る場合は、インしつつアウターをさらっと羽織る、上からチュニック丈のニットを重ねて縦長にする、など腰まわりの盛り上がりを見せないようにするとすっきり見えるはず。
改めて自分の体型に向き合ってみると、良く見せてくれるアイテムが分かるのでお買い物の失敗も減るはずです。トライしてみて下さいね!以上「40代からの体型別 冬服コーデのコツ&サイズ選び」でした。