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ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ最新機種18冬春

ソフトバンクは2017年冬~2018年春商戦に向けて、「ソフトバンク」「ワイモバイル」双方のブランドに向けた新機種を発表しています。ソフトバンクはハイエンドモデル中心、ワイモバイルは低価格のラインアップを中心に取り揃えていますが、それら6機種全てを紹介しましょう。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

ソフトバンク・ワイモバイルの2017冬~2018春モデルを全機種紹介

「ソフトバンク」「ワイモバイル」の2ブランドでサービスを提供しているソフトバンク。今年の冬春商戦に向けては、ソフトバンクブランド向けに2機種、ワイモバイルブランドで4機種のスマートフォン新機種を発表していますので、それら全機種を紹介しましょう。

【1】Xperia XZ1(ソフトバンク)

ソフトバンクブランド向けに投入される、5.2インチディスプレイを搭載したソニーモバイルコミュニケーションズの最新モデル。1秒間に920コマというスーパースローモーション撮影が可能な1920万画素のカメラを備えているのが大きな特徴で、高いカメラ性能とハイエンドチップセット「Snapdragon 835」を生かして人の顔を3Dスキャンできる「3Dクリエーター」などの機能を備えています。
ソフトバンク2017冬

人気のXperiaシリーズ最新機種「Xperia XZ1」。カメラ機能だけでなく、大幅に改善されたボディも注目ポイントだ(写真はグローバル版)

ボディデザインに関しても大幅な改良が加えられており、薄さは7.4mmと、前機種となるXperia XZs(8.1mm)と比べ大幅に薄くなっています。また本体のアンテナに大幅な改良を加えたことにより、ついに背面全てがメタル素材となり、従来機種にあった背面下部の不自然なラインがなくなりました。さらにFeliCaも背面に移動しておサイフケータイが使いやすくなるなど、従来機種の不満点が改善されたことも大きなポイントといえるのではないでしょうか。

【2】AQUOS R compact(ソフトバンク)

ソフトバンクモバイル向けに投入される、4.9インチディスプレイを搭載したシャープの「AQUOS R」シリーズのコンパクトモデルです。「フリーフォームディスプレイ」を用い、持ちやすいながらも独特のデザインを実現したり、「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」でなめらかな操作感を実現するなど、シャープ独自の技術がふんだんに詰め込まれた1台となっています。
ソフトバンク2017冬

シャープの新しいコンパクトモデル「AQUOS R Compact」。フリーフォームディスプレイによる新しいデザインと、広角カメラが大きな特徴だ

もう1つの大きな特徴はカメラです。メインカメラ、フロントカメラ共に広角のレンズを採用したことにより、より広い範囲をまとめて写すことが可能になったことから、特に友達とセルフィーを楽しみたい人には適しているといえるでしょう。さらに位相差オートフォーカスとコントラストオートフォーカス、2つの組み合わせによって高速なオートフォーカスを実現しており、被写体を思い立った時にすぐ撮影できるのも便利です。

【3】Android One X2(ワイモバイル)

ワイモバイルブランド向けに投入される低価格な「Android One」スマートフォンの最新機種で、同ブランドとして初投入となる、HTC製のスマートフォンになります。最大の特徴は、握るだけで写真を撮影したり、Googleアシスタントを呼び出したりできる「エッジセンス」を搭載していること。片手でも指を動かすことなく、握るだけで手軽に操作できるのは快適です。
ソフトバンク2017冬

ワイモバイル初のHTC製Android Oneスマートフォン「Android One X2」。HTC製スマートフォンの特徴となっているエッジセンスにもしっかり対応している

メインカメラには1600万画素のものを採用するほか、指紋認証センサーも搭載。さらに専用ハイレゾ対応イヤホンが標準で付属するなど、機能が充実したモデルといえるでしょう。もちろんOSには最新の「Android 8.0」が搭載されており、最新の機能やアプリをいち早く利用することが可能です。

【4】Android One X3(ワイモバイル)

同じくワイモバイルブランド向けのAndroid Oneスマートフォンで、こちらは京セラ製。完全な「日本仕様」を備えているのが大きな特徴で、防水・防塵性能はもちろんのこと、おサイフケータイやワンセグ、そして最近では搭載機種が大幅に減少している、赤外線通信機能まで備えているのは注目すべきポイントといえます。
ソフトバンク2017冬

京セラ製の「Android One X3」は、防水・防塵からワンセグ、FeliCa、赤外線と、日本仕様全部入りの安心感が高いスマートフォンに仕上がっている

5.2インチディスプレイを搭載していますが、大きなポイントはディスプレイ割れを防ぐため、京セラ独自の「ハイブリッドシールド」という技術を採用していること。加えて米国国防総省のMIL規格に準拠した耐衝撃性能も備えているので、万が一落としてしまった時も壊れにくく、安心して利用することができます。さまざまな面で、フィーチャーフォンから乗り換えるのに最も適したモデルといえるでしょう。

【5】Android One S3(ワイモバイル)

こちらもワイモバイル向けのシャープ製Android Oneスマートフォンですが、比較的多くの機能を搭載した「X」シリーズとは異なり、より機能を絞って一層の低価格を実現した「S」シリーズとなっています。それゆえ先の2機種と比べ、指紋認証センサーを搭載していないなどの違いはありますが、最新のAndroid 8.0を搭載しておりスマートフォンとしては過不足のない機能を備えています。
ソフトバンク2017冬

シャープ製の「Android One S3」は、低価格ながらもフルHDのIGZOディスプレイをしっかり搭載

またシャープ製ということもあり、低価格ながらフルHD(1920×1080)解像度の5.0インチIGZOディスプレイを搭載しており、写真や動画などが高精細で楽しめるというのも大きなポイント。こちらも防水・防塵だけでなく、MIL規格に準拠していることから、壊れにくく安心感が強いのも嬉しいところです。

【6】Android One S4(ワイモバイル)

ワイモバイル向けの京セラ製Android Oneスマートフォン。こちらも低価格のSシリーズで、同じ京セラ製のX3と比べるといくつかの機能や性能は抑えられているものの、その分より安価に購入できるのが特徴となります。
ソフトバンク2017冬

京セラ製の「Android One S4」。X3より機能は絞られているものの、ハイブリッドシールドの採用など頑丈さはしっかり踏襲しているので安心感が高い

具体的には、ディスプレイサイズが5.0インチとやや小さくなっているほか、指紋認証やおサイフケータイ、ワンセグなどは非搭載となっています。ですがハイブリッドシールドを備え画面割れしにくい頑丈なボディや、フィーチャーフォンからの電話帳移行に役立つ赤外線通信機能などはしっかり備わっており、安心感が高いモデルといえます。

【関連リンク】
SoftBank NEW Collection 2017 Winter - 2018 Spring | 特集 | モバイル | ソフトバンク
Android One 新機種登場! | Y!mobile(ワイモバイル)
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