クオリティが高い無印良品で気を付けたいのは「シルエット」
名品と呼ばれる優秀アイテムが目立つなか、NGアイテムとは……?
大人が無印良品でこそ買うべきオススメアイテムとは
■ニットベーシックで使いやすい色と質の良い素材でファンの多いニット
■デニム
デニムマニアにも愛用者が多い無印良品のデニム
普通のポケットの少し上にスマホ用ポケットが付いているもの。履きやすさ、使いやすさへのこだわりが無印良品らしい
■コットンTシャツ&カットソー
肌触りが良く、お洗濯負けしない丈夫さも魅力
■リネンシャツやコットンシャツ
無印良品にしては柄やカラバリが比較的多いシャツ類にも注目
ただしフランネルシャツは、カラバリが少し地味めで大人の女性が着るとほっこり系になりがちなので、春夏秋に一枚でクリーンに着られるようなシャツがオススメです。
■スニーカー
オシャレでプチプラなローテクスニーカーとしても有名
■ソックスなどのレッグウェア
ルックスより素材が大事なレッグウェア系は一人勝ち
■マタニティウェア
初めての妊娠というと分からないことが多くて不安ですが、体調が変化しやすいこの時期には、優しい着心地の無印良品がぴったり。マタニティ仕様でありながら見た目はデイリーに使えるものから、インナー、パジャマまで大体のものが揃っています。ネットで手に入れやすいのも妊婦さんには心強いはず。
ズバリ! 大人の女性が避けるべきアイテムは
■ワンピース基本的にお腹周りにゆとりがあるデザインで、マタニティ風のほっこりシルエット。着やせして見える、スタイル良く見える、という効果はあまり期待できません……。そして素材の差はあっても毎年同じようなシルエットなので「今っぽいオシャレなワンピース」という観点からはイマイチ。
無印良品のワンピースを着こなしているイメージとして、下にレギンスやソックスを重ね履きしつつ、楽ちんな靴を履く、というコーデが思い浮かびますが、このほっこり系ファッションが可愛いのは、肌や体型など若々しい印象で着こなしてこそ。昔、山ガールというスタイルもありましたが、年齢不詳なアンバランスさがオシャレ見えのポイントなので、あちこち丸みを帯びてくる30代後半、40代でそのまま取り入れると変に似合ってしまいオバサンぽくなる場合も……。
そのため無印良品のワンピースは、このシルエットだからこそ良い、オシャレさよりも無難さが重要、素朴でほっこりナチュラルなオシャレを貫きたい、という方にこそ。価格も約5000~8000円程と特別安いわけでもないので、あまりオススメはしません。
■コートなどの大物アウター
クオリティは高いのでメンズ服としては最高ですが、無駄をそぎ落としたシンプルさが、逆にレディース服としてはどこか寒々しく、イマイチな印象に……。
理由として、まずぱっと見た時に「地味」であること。優秀なベーシックコートは着るだけでその人が映えるのですが、無印良品のアウターは全体的にシルエットがゆるめなので、無難な印象が先立ってしまいます。またカラバリもブラック、ネイビー、グレー、カーキ、ベージュと落ち着いたカラーリングですが、どれも暗めの単一カラーで素朴。色や柄でも勝負できず、ゆるめシルエットも不利……。
その上、無駄なディテールがないデザインなので、メンズかレディースかの違いが分かりにくいのも「オシャレさ」につながらない原因のひとつです。
お値段もトレンチコートが約1万3000円、チェスターが約1万8000円、ダッフルコートが2万4000円、などほかのプチプラブランドより少しお高めなのも懸念すべきポイント。
ただし、生地や耐久性などのクオリティが高いことは間違いないので、体のラインにぴったり合った場合や、ゆるめサイズが好き、という方にはオススメです。
まとめると、無印良品には優秀アイテムが多いのですが、シルエットが重要な物は要注意、と言えそうです。ぜひお買い物の参考にしてみて下さいね! 以上「無印良品で大人が買っていい服VSダメな服」でした。