定番のGジャンを今年らしく着こなすには?
季節の変わり目にも大活躍の定番アウター、Gジャン。最近ではデニムジャケットと言われることも多いですが、今回はフロントボタンのクラシカルなジーンズジャンパーの着こなしについてご紹介したいので、あえて「Gジャン」と呼ばせていただきます。着脱で体温調節がしやすく、こなれた印象も作りやすいGジャンは、この秋も上手に活用したいアイテム。今年の秋はどのように着こなすのが正解なのでしょうか?
サイズに関しては、ここ数年のゆるコーデの流れを考えるとジャストからワンサイズ大きめが今年らしいと思います。ですが、ボタンの留め方を工夫すればバリエーション豊かな着こなしができるので、大きめを買い直さなくてもOK。着方を工夫して今年らしく着こなしましょう。
1. ボタンを留めてトラッド風コーデ
胸元のボタンを留めてきちんと着てみると、今年流行りのトラッドな雰囲気に。もともとGジャンはメンズライクなアイテムゆえ、ボタンを留めるとボーイッシュな印象にもなります。そこでボトムスにはスカートを合わせGジャンの辛さをスカートで相殺し、甘辛ミックスコーデにしました。2. ウエスト周りを留めたゆるコーデ
ウエスト周りのボタンを留めて胸元を大きく広げた着こなしです。インナーにグリーンのボーダーを覗かせて色味を加えています。この着こなしならインナー次第で着こなしのバリエーションも広がります。大きめのGジャンならやや後ろに倒し背中にボリュームを持たせると、ゆるめシルエットになりトレンド感がさらにアップします。下から二つのボタンを留めた状態のGジャンです。ウエスト周りがコンパクトに作られているので胸元に大きくたっぷりとした空間が生まれ、ウエストはキュっとタイトに絞られたメリハリのあるシルエットになります。これだけインナーの見える範囲が広いとインナーの工夫が楽しくなりますね。
3. ヌケ感ある大人コーデ
ここ数年でよく見かけるようになったアウターの肩掛け。袖を通さずにさりげなく肩に掛ける姿はヌケ感ある大人っぽい印象になります。肩掛けGジャンは昼は汗ばむ陽気、夜は肌寒いこの時期に活用しやすい着こなしです。また、女性特有の着こなしで肩にかけるだけでメンズライクなGジャンも女性らしい印象になります。
いかがだったでしょうか? お手持ちのGジャンも、この3パターンの着こなしでコーディネートの幅が大きく広がるはず。季節の変わり目にGジャンを大活躍させてください。