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開業!ホテル ザ セレスティン銀座は安らぎの大人空間

2017年10月5日(木)、新橋駅にもアクセスの良い外堀通り沿いの銀座8丁目に、東京初登場となる新ホテルブランド・ザ セレスティン ホテルズの『ホテル ザ セレスティン銀座』がオープン。全104室、ハイクラスな客層をターゲットとする新しい高級ホテルは、隅々まで居心地の良さにこだわった大人が安らげる空間でした。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

新ホテルブランド『ザ・セレスティン ホテルズ』の都内1号館

外堀通り沿い銀座8丁目にオープン

外堀通り沿い銀座8丁目にオープン

2017年10月5日(木)、新橋駅にもアクセスの良い外堀通り沿いの銀座8丁目に、東京初登場となる新ホテルブランド・ザ セレスティン ホテルズの『ホテル ザ セレスティン銀座』がオープンします。

「セレスティンってもうあるホテルブランドでは?」という声が聞こえてきそうですが、現在東京・芝にあるセレスティンホテルをザ セレスティン ホテルズとしてリブランド。9月に京都・祗園、10月に銀座、そして11月に芝と連続して3館が開業することとなりました。

都内初お目見えとなる『ホテル ザ セレスティン銀座』は、ハイクラスな客層をターゲットとする全104室の中規模ホテル。最も部屋数の多いスーペリアダブルで1室の室料は30000円弱ですが、知れば知るほどそのコストパフォーマンスの良さを実感します。快適に過ごすためのこだわりが隅々まで行き届いている大人にふさわしいホテル。一足お先に内覧会でその全貌を見てきたガイドが、ホテル ザ セレスティン銀座が「大人が安らげる空間」である3つの理由をご報告します。


その1.アメニティの色までそそる! リラックスできる色使い

「銀座の喧騒からの隔絶」を演出するエントランス

「銀座の喧騒からの隔絶」を演出するエントランス

ホテル ザ セレスティン銀座は1階がロビー、その上に客室層が12フロアあり、最上階の14階がレストランというシンプルな造り。外堀通りという銀座のメインストリートの一つに面していますが、「華麗なる静謐(せいひつ)」がコンセプトなだけに玄関は重厚な二重ドア。屋内に入ると、賑やかな銀座とは思えない静かな空間が広がっています。

スーペリアダブル

スーペリアダブル(23.5平方メートル)

客室のタイプは全室の7割を占めるスーペリアのダブル(23.5平方メートル)とツイン(31.3平方メートル)、そしてセレスティンツイン(34.2平方メートル)とセレスティンデラックス(47.5平方メートル)、バリアフリーのアクセシブル(23.5平方メートル)の5タイプ。どの部屋もダークな木の焦げ茶色、抹茶のような品のいいグリーン、そして温かい陽の光を思わせる柔らかいオレンジ色でまとめ上げられ、身を置いているだけで落ち着く空間となっています。スタイリッシュなレリーフや照明も部屋に溶け込んでいてゲストを緊張させないさりげなさ。

オ・パフメundefinedオーテブルー

ブルガリのアメニティ「オ・パフメ オーテブルー」

バスルームにはブルガリのホテルアメニティとしては珍しい、日本の茶道に影響を受けて生み出されたという「オ・パフメ オーテブルー」が。爽やかなブルーのボトルが落ち着いた色合いの客室の中で目立っていて、使う側のワクワク感も高まります。

加湿器が全室に完備されているというのも珍しい心遣い。部屋に馴染むようにとスタイリッシュでブラックのボディのものを採用しているのも、色にこだわるこのホテルらしいチョイスです。


その2.ベッド・音楽・チェックイン作業にまでこだわる

知れば知るほど様々なところに“こだわり”があるのもこのホテルの長所。例えばロビーで聞こえる音楽は6時と19時で切り替わり、その時間帯に似合うジャズが選曲されます。

ロビーでのチェックインから部屋へ案内は1人のホテルスタッフで対応。スタッフは言葉を交わす間にゲストのニーズを察知し、滞在中専任コンシェルジュのような役割を果すのだとか。

ロビー

居心地のいいロビーのソファ席

また20メートル×20メートルの正方形で高さ制限57メートルという敷地を最大限有効利用し、ゆったり過ごせる場所にするべく、客室階は天井高約3.1メートル、梁のない空間を造り出しました。ロビーも決して広くはないのにソファ同士はゆとりのある間隔で配され、絶妙にプライバシーが保てる距離感となっているのが不思議です。
スーペリアツイン

スーペリアツイン(31.3平方メートル)

さらに細かい点では、ツインの部屋のベッドが簡単にくっつけられるのも嬉しい点。子連れでベッドを1つにしたいのにサイドテーブルが真ん中にあって涙……というホテルあるあるも、ダブル希望なのにツインしか取れなかった残念感もこのホテルにはありません。


その3.美味しいものだけが詰まった朝食

Casita

あのCasitaが銀座へ進出!

そして気になるレストランもやはり大人空間! 青山が本店のCasitaが手がける魚介に特化したイタリアン『GINZA CASITA』が14階にオープンしました。朝食(6:30~12:00)と夕食(17:00~26:00/日・祝は~24:00)に対応していますが、やはり注目は朝食。

アメリカンブレックファスト

3種類のコンビプレートから選べるアメリカンブレックファスト(3000円/税別)

「朝本当に食べたいと思える朝食」をテーマにしたアメリカンブレックファスト(3000円/税別)など3種類が用意されています。リーズナブルではありませんが、メゾンカイザーの焼きたてパンや、とろっとろなスクランブルエッグ、産地にこだわったポークメニューなどとっておきが詰まっているのでこのお値段にも納得です。

角の席

こちらの角の席はひとりでも心置きなく朝食を堪能できてオススメ

レストランも大人な空間に仕上がっていて、コーナーを曲がるたび印象の違う席が次々出現。滞在中ゆったり朝食をとれるよう昼12時までオープンなのも嬉しい点です。

以上、銀座に新登場したホテル ザ セレスティン銀座の内覧会レポートでした。

最近では外国人観光客向けに施設を造り込むホテルも多い中、日本人がくつろげるツボをおさえているホテル ザ セレスティン銀座。「大人の街」「本当に良いものが集まっている」銀座に似合う新ホテルの誕生です。


<DATA>
ホテル ザ セレスティン銀座
住所:東京都中央区銀座8-4-22 
TEL:03-3572-3111
アクセス:JR・東京メトロ『新橋』駅より徒歩3分


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