個性的な2台のスポーツスターが登場!

ハーレー・ニューモデルのフォーティーエイトスペシャルとアイアン1200

ハーレー・ニューモデルのフォーティーエイトスペシャルとアイアン1200


大阪と東京で開催されるモーターサイクルショーを前に、ハーレーダビッドソンから新しいモデル2台が発表されました。数あるハーレーのなかでも特に日本人の人気を得ているスポーツスターから、「アイアン1200」と「フォーティーエイトスペシャル」が登場です。この新たなファクトリーカスタムモデルのコンセプトや楽しみ方に迫ってみましょう。

[アイアン1200]パワフルなチョッパーモデルに進化

ハーレー・スポーツスターのニューモデル アイアン1200

ハーレー・スポーツスターのニューモデル アイアン1200


アイアン1200はその名のとおり、現在ラインナップされているスポーツスター「アイアン883」(排気量883cc)の1200ccエンジンモデルです(スポーツスターモデルは883ccタイプと1200ccタイプに分かれます)。もちろん、ただエンジンを載せ替えただけではなく、現代のロードシーンを意識したスタイルにまとめられています。

ハーレー・スポーツスターのニューモデル アイアン1200

ハーレー・スポーツスターのニューモデル アイアン1200


ポイントは「ロケットカウル」「オリジナルグラフィックのタンク」「高く持ち上がったエイプハンガー」「ソロカフェシート」「ブラックアウトしたボディ全体」。真っ黒なカウルを取り入れることで、エンジンやマフラーの黒との組み合わせがよりダーティな印象を強めています。今ハーレーが全体的なコンセプトとして打ち出している「ダークカスタム」に則った一台と言えます。

1970年代のスポーツスターモデルに見られたエインボーグラフィックを再現

1970年代のスポーツスターモデルに見られたレインボーグラフィックを再現


ボディの黒さによって際立つのがこのグラフィック。このデザインは、1970年代のハーレーダビッドソン・スポーツスターに採用されていたレインボーグラフィックを再現したもので、ハーレーだからこそ持ち得る伝統を踏襲した大きなポイントとも言えます。

高く持ち上がったエイプハンガーがポジションとコントロールの好みを分ける

高く持ち上がったエイプハンガーがポジションとコントロールの好みを分ける


猿が木からぶら下がっているような腕のポジションになることから名付けられた「エイプハンガー」が標準装備されるアイアン1200は、よりオートバイらしいハンドルのアイアン883との差別化とも言えるポイント。日本人にとってはクルーザーとして親しまれるスポーツスターをチョッパーライクに仕上げることでポジションに変化が生まれ、当然乗り味も変わってきます。1200エンジンとかなりハイパワーなエンジンを積んでいるだけに、ニュートラルなポジションの方がオススメではありますが、ハーレーダビッドソンをどう楽しみたいか によるかとも思います。

チョッパー×ボバー?[フォーティーエイトスペシャル]

ハーレー・スポーツスターのニューモデル フォーティーエイトスペシャル

ハーレー・スポーツスターのニューモデル フォーティーエイトスペシャル


こちらもハーレーダビッドソンの現ラインナップで屈指の人気を誇るスポーツスター「フォーティーエイト」のファクトリーカスタムモデルですね。

ボバースタイルにチョッパーフォルムが与えられたフォーティーエイトスペシャル

ボバースタイルにチョッパーフォルムが与えられたフォーティーエイトスペシャル


ビンテージレーサースタイル「ボバー」を踏襲したカスタムモデルとして君臨していたフォーティーエイト、元々個性的なモデルでもあったので、そこからさらに個性を引き出すのはセンスを要するなど、乗り味ともども難易度の高い一台でもあります。このフォーティーエイトスペシャル、写真だけ見ると「エイプハンガー」と「タンクグラフィック」の2ヶ所がポイントのよう。

高く持ち上げられたエイプハンガーはアイアン1200と共通

高く持ち上げられたエイプハンガーはアイアン1200と共通


アイアン1200と共通のハンドルポジションながら、大きな違いとなるのが「ステップ位置」です。ちょうど跨った際、足を下ろしたところにステップが来るアイアン883やアイアン1200とは異なり、フォーティーエイトはそれこそ両足を前に投げ出したような位置にステップがある「フォワードコントロールステップ」が採用されています。

フォーティーエイトと同じソロシートを搭載

フォーティーエイトと同じソロシートを搭載



腕が高く持ち上がり、両足が投げ出されたなんともアメリカンスタイルなポジションのフォーティーエイトスペシャルですが、乗り心地は決して良いとは言えないでしょう。両腕・両足とも四方に向いているため、走行時はライダーの体重がすべてお尻に集中してしまうからです。長距離ツーリングだと臀部への負担は小さくありません、あまりロングライド向きとは言えないでしょう。

クラシカルなフォントを用いたオリジナルグラフィック

クラシカルなフォントを用いたオリジナルグラフィック


コンセプトとしてはストリートバイクではありますが、一方で1200というハイパワーなエンジンを積んでいるため、街乗りだけだとその能力を存分に発揮できるとはちょっと言い難い一台でもあります。ハーレーダビッドソンという、他のメーカーとは異なる価値観が求められるメーカーでありモデルでもあるので、ここは好みで……という他ないかもしれません。

こちらもアイアン1200同様に近々試乗バイクが出てくるので、試乗の感想もお届けできればと思います。

モーターサイクルショーで実車が見られるか

2018年の大阪・東京でのモーターサイクルショーで実車が見られるか

2018年の大阪・東京でのモーターサイクルショーで実車が見られるか


アメリカ本国でも2月22日に発表されたばかりで、日本での販売価格や仕様変更ポイントについてはまだ情報が入ってきていない模様。1200ccエンジンや両モデルのタンクグラフィックを除けば、どのカスタムポイントも純正カスタムパーツでまかなえてしまうものなので、特に日本での販売価格が気になるところですね。

おそらく大阪モーターサイクルショー(3/16fri・17sat・18sun / インテックス大阪)と東京モーターサイクルショー(3/23fri・24sat・25sun / 東京ビッグサイト)のハーレーダビッドソンブースでお披露目されるはず。実車を早く見たい人は、ぜひこちらの会場まで足を運んでみてください。

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