高速通信のXi時代へ! モバイルブロードバンドを推進
ドコモの次世代高速通信サービス「Xi」。FOMAの通信速度の約10倍となる下り最大75Mbpsの高速通信を実現する
iモードの切り換え時は、互換性のない切り換えのため苦戦しましたが、今回の3GからLTEへの変更は、互換機能を持っていることから大きな問題は起きないだろうとのこと。トラフィック集中地域やサービスを優先しながら普及を進めるとしています。
Xi対応で高速、大画面の4機種を発表
今回のモデルの目玉と言えるのが、最大75MbpsのXiに対応したAndroidスマートフォン4機種です。これらは、いずれもプロセッサに1.2~1.5Ghzのデュアルコアを搭載し、4.3~4.5インチクラスのHD液晶や高機能カメラの搭載など、ハイスペックを誇ります。これらに加え、次世代OSのAndroid 4.0を搭載する「GALAXY NEXUS SC-04D」も11月に発売されます。また製品カテゴリを大幅に変更し、従来5つのカテゴリに分かれていたケータイを「Style」と「らくらくホン」の2つに整理、スマートフォンをハイエンドの「NEXT」、ミドルエンドの「with」の2つのカテゴリに分けています。全体としてのカテゴリ数を減らし、スマートフォン主体でわかりやすい区分けとなっています。特に「with」では、オールインワン、女性向けのコラボモデル、充電器に置くだけで充電できる「おくだけ充電」など、便利でわかりやすい端末訴求を前面に出しています。
Xi対応端末以外でも、おサイフ、ワンセグ、赤外線、防水などオールイン端末も7機種、コラボ端末2種、タブレット1機種と、強力なラインナップを揃えています。
パケット・音声通話の低価格も踏み込む
Xiサービスでは、通信料金面の低価格にも踏み込んでいます。テザリング利用でも追加料金なしの「Xi パケ・ホーダイフラット」、「Xi パケ・ホーダイダブル」を提供。音声通話でも、二年縛りの「タイプXiにねん」で基本使用料が780円、縛りなしの「タイプXi」で基本使用料が1560円を設定。さらに月額700円で国内のドコモ同士の通話料が24時間無料になる「Xiカケ・ホーダイサービス」も提供しています。これらは将来台頭してくると予想される、ネットを使った音声通話「VoIP」も視野に入れた対応と言及しています。iモード公式コンテンツの移行やビデオ・音楽・BOOKの提供も開始
サービス面では、iモード公式コンテンツの移行も可能な「dメニュー」の提供を開始。サービス開始時で700社、3600サイトが提供され、順次拡大されます。iモードで人気のiコンシェルサービスも冬春モデルからサポートされます。またアプリの他に、VIDEOストア、MUSICストア、BOOKストアが用意される「dマーケット」を開始。スマートフォンを楽しく利用するコンテンツ環境が提供されます。それでは次ページから、いまオススメのドコモのスマートフォンをご紹介しましょう。まずはNEXT seriesからです。