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お金の教訓は世界共通?英語で学ぶ5つの金言

いつの世の中にも、お金で笑う人がいるいっぽうで、お金に泣く人はいます。古今東西、当たり前に思えるような言葉の中にこそ忘れがちな「真理」が隠されているもの。お金で失敗しないよう、世界で語り継がれてきた格言、すなわち「ことわざ」に耳を傾けてみましょう。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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「お金が貯まる」教訓は歴史に残されている

誰しも、お金の失敗は避けて生きていきたいもの。しかし、「自分は大丈夫」と思っていても、ふとした時に足をすくわれかねないのが人生です。では、どうすれば未然にトラブルを防ぐことができるのでしょうか。先人たちが残した「ことわざ」という金言に耳を傾けてみるのもいいかもしれませんよ。

お金が貯まることわざ

お金が貯まることわざ



リスクは一ヵ所に集中させない

Don't put all your eggs in one basket.

株式投資など、金融の現場でよく使われるフレーズです。直訳すれば、「持っている卵を全部、ひとつのカゴに入れるな」。何が起こるかわからないのが投資の世界。いきなり株価が暴落して財産が吹っ飛んでしまった、とならないようにリスクは分散しておきましょう、ということですね。

ものを手放すときは熟考しよう

Keep a thing seven years and you'll always find a use for it.

「今は必要ないものでも、せめて7年は持っておくように。いつかきっと使う時がくるはず」。みなさんも、後から「捨てなきゃよかった!」と思った経験はないでしょうか。無用のものをさっぱり処分することも時には大事ですが、それが本当にいらないものなのかしっかりと見極めて整理したいものですね。つまり、何事もタイミングが大事。投資にも役立ちそうな金言です。

心地いい貯蓄と支出のバランスを知ろう

A heavy purse makes a light heart.

「財布が重いと心は軽くなる」。まさにその通りですが、やはりお金があると、精神的な余裕が生まれることも事実。余裕ができると当然、心は軽くなります。逆もまたしかり。財布が軽いと、心は重くなる。自分にとって、どういうバランスがもっとも心地いいか、日ごろから考えて貯蓄・支出をしていきたいですね。

冷静になることが肝心肝要

A bird in the hand is worth two in the bush.

「手の中の1羽は、しげみの中の2羽に値する」。今、この瞬間に手にしているものに満足することが大事。目の前に大きなものの気配があっても、心を奪われないようにしようという考えですね。あてにならないものに期待することはリスキー。一度、冷静になって考える習慣を身に着けたいものです。

やっぱり「地道」に勝るものはない

a penny saved is a penny earned.

「1ペニーの節約は、1ペニーの儲けと同じこと」。どんなに小さなお金でも、おろそかにすることなく、大切にしましょうとの戒めですね。1円を馬鹿にすると1円に泣きます。少しずつでもこつこつと節約、貯蓄に励めばきっと大きな財産が残るはずです。

このように、「ことわざ」のなかに私たちは多くの教訓を読み取ることができます。きっとこれまでに多くの人たちが同じ失敗を繰り返し、そのたびに「ことわざ」が教える意味をかみしめてきたことでしょう。古いものには、先人たちの知恵と経験が詰まっている――。長きにわたって言い伝えられてきたことには、しっかりと理由があるはずです。

文/YUICHI ISHINO

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