ドラマスリーブ
◆MICHAEL KORS COLLECTION(マイケル・コース コレクション)
「袖丈は手首まで」という寸法のセオリーも通用しなくなる。相次いで打ち出されている「エクストラロング・スリーブ」は指先を超えて伸び、腕をすっぽり覆い隠す。袖口で楽しむレイヤードは、この秋冬では一躍、おしゃれの主役に躍り出る。単に袖丈が長くなるだけではなく、袖先が開いたベルスリーブや、太さの起伏がついた袖など、ドラマティックな見栄えの袖も登場してくる。
着こなしの面でも袖は脚光を浴びる。指先のさらに先まで長く伸びた袖と、普通の袖丈を組み合わせて、長さの異なるレイヤード(重ね着)を組み立てれば、劇的な印象の袖景色が生まれる。余った袖先を遊ばせながらも、レディーライクなアウターやボウタイなどと組み合わせる上品なレイヤードが大人女性に似つかわしい。カフスを開いて異素材の袖先を重ね、レイヤードに深みを加えるテクニックにも注目だ。
(画像協力)
MICHAEL KORS
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