アウターに乗せてしなやかレイヤード
最後にご紹介したいのは、「お飾り巻き」とでも呼べそうな、上級者好みの操り方です。要するに、巻かないのです。首の後ろに引っかけて、単に前で遊ばせるだけ。少し布を広げて、アウターにかぶせてやると、服のような見栄え。本来の防寒効果はあまりないかも知れませんが、コートの上から垂らすと、しなやかなレイヤードルックに変身。ダークカラーのコートには淡い色や赤系カラーを乗せてやれば、全体が沈んで見えにくくなります。丈の長いアウターに長尺巻き物を重ねる「ロングonロング」のスタイリングは縦長イメージがダブルで増幅され、伸びやかな着姿が目に残ります。
マフラー、ストールのアレンジ術はいかがでしたか? 今回取り上げた「奥の手」技は、手持ちの巻物からもっとたくさんの表情を引き出してくれるから、試す価値は十分にあるはず。その日の天候やお出かけ先などに合わせて、様々なムードをまとえる新テクニックで、着回しバリエーションを格段に増やしてみてください。
【関連記事】
◆マフラーの抜群コーデ10選!手軽にトレンド導入
◆マフラー、ストール傑作コーデ×10!完全保存版
◆「バーバリー」のベルト×スカーフ使いで最旬冬コーデ
◆冬ストールは最新モードの巻き方で、おしゃれに変身!
◆いつもと違ったストール・スカーフの巻き方 7型伝授
【ガイドの最新情報】
◆宮田理江 公式サイト「fashion bible」