マント風に巻いてアーバンボヘミアン
先に「盛る」というアイデアを紹介しましたが、今度は「着る」です。細く束ねて巻くのではなく、幅いっぱいに広げて、まるで服のようにまとうわけです。布のドレープが生きるのに加え、自然な落ち感が生まれるから、気負わない無造作気味の雰囲気に。オントレンドのボヘミアンやフォークロア(民俗調)の気分にもなじみます。肩から背中をくるむブランケット(毛布)形の掛け巻き物がファンを増やしていますが、ストールを広げて使えば、似たような使い方ができます。大判ストールはマント風にあしらいやすいので、おしゃれのムードメーカーに迎えられます。肩周りに量感が出る分、ボトムスは細身が正解。アーバン(都会的)な気分を添えて、ボーホーとのテイストミックスに仕上げると、こなれた着映えに整います。
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