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ハーレーの最高峰!FLHTCU TCウルトラ試乗インプレ

ハーレーの最高峰モデル『ウルトラ』の試乗インプレッション。半世紀以上の歴史が紡いできた伝統的存在でありながら、メガクルーザーとして搭載された最新技術の数々など、あらゆる側面からウルトラをチェックしていきます。

田中 宏亮

執筆者:田中 宏亮

バイクガイド

最強のメガクルーザー『ウルトラ』に迫る!

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック

『キング・オブ・ハーレーダビッドソン』、そう呼ばれるのがこのウルトラです。ハーレーのラインナップでも最高峰に立つモデルで、圧倒的な存在感と充実の装備が大きな魅力。正式名称はFLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシックで、同じ「ウルトラ」の名を冠したFLHTK ウルトラリミテッドと並び立っています。

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック / レフトビュー

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック / レフトビュー

100年を超える歴史を持つハーレーが目指したのは、広大なアメリカを難なく走破できる大陸横断バイクの製造。その最たるカテゴリーがツーリングファミリーで、常に最新の技術が投じられてきました。つまりウルトラはハーレーの象徴であり、ハーレーが自信を持って世に送り出す究極のメガクルーザーなのです。

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック フロントビュー / リアビュー

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック フロントビュー / リアビュー

先鋭的なデザインでまとめられたウルトラリミテッドと異なり、エレクトラグライドは往年のクラシカルなデザインを踏襲しています。この名が登場したのは今から50年前の1965年、ハーレー初のセルモーター搭載モデルとして登場しました。それまではキックスターターのみのハイドラグライドやデュオグライドというモデル名が連なっていたのですが、“電気式”という意味を含めたエレクトラグライドの名で統一されることに。以来、半世紀に渡ってハーレー最高峰モデルに付けられるネームとなり、これからもその歴史を紡いでいく存在でもあるのです。

パワフルな走りを生み出す最新エンジン『ツインクールド』

排気量1,689cc/4ストロークV型2気筒OHV2バルブエンジン[ツインクールド ツインカム103]

排気量1,689cc/4ストロークV型2気筒OHV2バルブエンジン[ツインクールド ツインカム103]

総重量が408キロと、およそオートバイとは思えない超重量級モデルのウルトラ。当然その図体で走り出すからには、パワフルなエンジンが必要になります。それが排気量1,689ccというパワーを誇る『ツインクールド ツインカム103エンジン』です。ツインクールドは“ふたつの冷却機能”を意味しており、端的に言えば空水冷エンジンということ。これまで空気のみでエンジンを冷やす空冷Vツインエンジンを主流としていたのですが、パワーアップしたエンジンを効率よく冷やすために水冷機能を併せ持つ新型エンジンを開発、それがこのツインクールドなのです。

新型エンジンの冷却機能の要であるラジエターはロワフェアリングに内蔵されている

新型エンジンの冷却機能の要であるラジエターはロワフェアリングに内蔵されている

途方もないパワーがもたらすエンジン熱に悩まされることが多かったウルトラも、このツインクールドの登場によって問題が一挙に解決。「ハーレー本来のトルクフルな鼓動が消えてしまったのでは?」とも言われましたが、しっかりセッティングしてやればVツインエンジン特有の鼓動を十分味わえる仕様になっており、今や十分高い評価を得ています。

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック

FLHTCU TC エレクトラグライド ウルトラクラシック

創業110年という節目の2013年に大幅なマイナーチェンジを行ったウルトラ、グレードアップしたのはエンジンだけではありません。至高のクルージングを生み出すためのポイントを次ページよりご紹介していきましょう。

>> 次ページ ウルトラに搭載された最新システムに迫る

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