ファクトリーカスタムモデルだからこそのメリット
現ラインナップで見れば、XL883R、XL883L、XL883Nまでがベースモデルで、1200C以降はファクトリーカスタムモデルという範疇。表で見れば一目瞭然、そのカスタムメニューに見合った価格設定になっていますね。最安値であるXL883RとXL1200X フォーティーエイトを見比べると、ディテールの違いはご覧のとおり。価格に目をやると、103万円のXL883Rに対してフォーティーエイトは142万円からと、その差額は約40万円。中古のヤマハSR400が余裕で買える金額ですが、気になるのは、フォーティーエイトのメニューにそれだけの価値があるのか?というところでしょう。
XL883Rとフォーティーエイトの差額は約40万円で、同じ姿にカスタムしようとしても40万円以内では絶対におさまらない。ファクトリーカスタムモデルのメリットは、量産モデルだからこその低価格という点にある
一方、量産型モデルなので「個性的」というよりは「出来合いモデル」と捉えられます。オリジナリティという表現を用いるには、出来合いではないオンリーワンカスタムでなければ。ハーレーダビッドソンという特別なブランドを手に入れるわけですから、予算以上の価値を手にしたいですよね。
何を買うときでもそうですが、最低限の予算である100万円を軸に、どううまくやりくりするかが特別なハーレーを手に入れるためのポイントになります。フォーティーエイト購入を検討しているならば、上限は142万円と見ることができます。それをそのままフォーティーエイトに注ぎ込むか、それとも違う選択肢を模索するか……。
その悩みを解消する方法論を次ページにてご紹介しましょう。
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