70年代ヒッピースタイルを現代的にアレンジ
「コーチ・バックステージ」のプライベートコンサートでは、招かれた来場者を前に「エコスミス」やDJ Vashtieといったアーティストがパフォーマンスを披露。コーチは1941年に創業以来ニューヨークの音楽とパフォーマーに刺激を受けてきたことから、新しい世代のアーティストを支援するプロジェクトを2014年9月、立ち上げました。音楽とファッションは深い関係にあり、近頃でも70年代ルックの復活が大きなトレンドとなっています。
70年代を象徴するヒッピールックは今年のメインテーマに浮上。フリンジや丸サングラスに加え、裾広がりのベルボトムもリバイバル。ディテールではスタッズとビーズに注目が集まっています。ディテールに凝ったショート丈ジャケットと靴を隠すほどの長め丈ジーンズが縦長イメージを強調しています。
横になってのんびりくつろげる屋外イベントは気持ちもほどいてくれます。袖丈の短いトップスや、ミニ丈のボトムスは軽やかな動きをサポート。フラットシューズで足取りも軽快に。ネイビーとウォーターカラーといった、濃さの異なる同系色でそろえると、装いを落ち着かせやすくなります。フェスルックのキーアイテムとなるバッグは、色味を着こなしと合わせるか、逆に別トーンに差し色使いを試すかを選べます。
フェスルックを大胆に華やがせることができるのも、ロックの原点となった70年代の装いだからこそ。ブラトップにもたっぷりフリンジを配して'70s(セブンティーズ)気分を強調。ベルト穴が2段になった太めベルトもノスタルジーを連れてきます。マルチカラーのベルボトムパンツは当時の妖しいサイケデリックカラーを連想させます。つやめきを帯びたバッグにも70年代ライクなグリッターが宿っています。
野外音楽フェスは解放的な気分になれるから、普段とは違う非日常のおしゃれを楽しみたくなります。フェスのテーマや場所に合わせて、一緒にイベントを熱くするつもりで着こなしにも工夫すれば、もっとポジティブにフェスを満喫できるでしょう。
【画像協力】
COACH
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