スタイリッシュに決める、ロックスタイル
ロック系のフェスであれば、装いにもロックテイストを差し込むと、場にうまくなじみます。レザーやスタッズ、ロックTシャツなどを1点加えるだけで、フェスらしさが際立ちます。サングラスや帽子といった小物類も効果大。せっかくのお祭りですから、おしゃれもロック仕様でスパイスを利かせて、自分から気分を盛り上げていきましょう。
カリフォルニアを拠点とする4人組バンドの「ECHOSMITH(エコスミス)」はさすがのフェスルックで登場。長男、長女、二男、三男というシエロタ家の4兄妹(きょうだい)バンドです。ボーカルの長女シドニーは白地の柄ワンピースにピンクのジャケットを羽織って、ジェンダーミックスに整えています。ジャケットに袖を通さない肩掛けは大人っぽさやタフ感を印象づけられます。
ミュージシャンのレニー・クラヴィッツを父に持つ女優Zoe Kravitz(ゾーイ・クラヴィッツ)はフェス経験値の高さを示す、こなれた出で立ち。裾にびっしりリベットを打ち並べたミニ丈ワンピはフェス気分にしっかりマッチしています。厚底のレザーシューズもロック感たっぷり。斜め掛けにしたバッグからバンダナを垂らす小技もお見事です。
英国出身のトップモデル、Jourdan Dunn(ジョーダン・ダン)はブラックをキートーンに選びました。キャミソールトップスは短め丈で、チラリとウエストの素肌を露出。ショートパンツにはヒッピー気分を醸し出すフリンジを躍らせています。真ん丸レンズのサングラスも70年代テイスト。ゴージャスなネックレスを垂らしてリュクス感も引き寄せています。ショルダーバッグで差し色のイエローをプラス。トレンド感を凝縮したフェスコーデです。
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