携帯電話の割賦(分割)販売は要注意
携帯電話を購入する時に分割払いで購入する方もいると思います。特に分割手数料もあるわけではありませんので、利用する方も多いでしょう。筆者も利用しています。しかし、携帯電話の利用料金くらい延滞しても・・・、と安易に考えていると個人情報に傷がついてしまいますので注意しましょう。信用情報機関の情報を確認すると「ソフトバンクモバイル(株)」や「(株)NTTドコモ」とあり、商品名に「携帯電話」と表記があります。つまり、携帯電話の割賦販売も個人情報信用機関に情報が登録・利用されるということです。当然、延滞した場合は信用情報に延滞マークが付くということになります。
携帯電話の分割払いは、2年間で端末代金を支払う事が多いと思いますが、この2年間というのが問題となるのです。
筆者のソフトバンクモバイルの情報を確認すると、次のようになっています。こちらは平成27年3月に取得した情報です。<<契約の内容>>を見ると平成24年3月17日とあります。契約終了予定日には平成26年4月16日です。2年間の分割販売となります。
次に、<<入金状況>>を確認すると、平成26年5月で終了しています。端末代金を支払い終えた以降は情報が更新されないということがわかります。毎月通信料金を支払っても、分割販売分は払い込んでしまったため、この情報が更新されることはないのです。
右上の「保存期限」を確認すると「平成31年4月」となっています。つまり、契約終了予定日の平成26年4月から5年間の平成31年4月まで情報が残るということです。もし、平成24年7月頃にAマークがあった場合は、約7年間も延滞履歴が残ることになりますね。
社会人1年目の携帯電話の延滞履歴が30歳頃まで残る、安易な気持ちで延滞することは辞めましょう。