assertとrefute
前のページで使用したassert_equal
以外にさまざまなメソッドが用意されています。以下に一部を列挙します。
assert系メソッドは「予期した結果になる」テストケースを作成するものでしたが、逆に「◯◯にならないこと」をテスト成功条件とする、refute系メソッドもあります。似たようなrefute例を書いてみましょう。
spec記法
minitestは、RSpec(のような)記法もサポートしています。
Class: MiniTest::Spec (Ruby 2.0.0)
どこかで見たことのある書式です。テスト対象オブジェクトをレシーバにmust_equal
メソッドを実行していますが、実は中ではassert_equal
を呼んでいるだけで、最後の例のようにspec記法で書きつつマッチャーだけassertを使うことも出来ます。
Module: MiniTest::Expectations (Ruby 2.0.0)
上のドキュメントを眺めると、assert_
系はmust_
に、refute_
系はwont_
に対応していることがわかります。好みの記法を使い分けられるのも、minitestの良い所です。
それでは、次のページでminitestを使ったTDDの流れについて簡単に説明します。