オイルヒーター・パネルヒーターの選び方とお勧め製品(2ページ目)

第3のヒーター(オイルレスヒーター)について

最近は、見た目がオイルヒーターと似ていますが、機器内部にオイルを使用していない「第3のヒーター(オイルレスヒーター)」が登場しています。仕組み的にはバネルヒーターと同様に内部のヒーターの熱を外部に放出しているのですが、従来のそれとは一線を画した次世代ヒーターです。

特徴は、フィンの表面に熱伝導率の高い素材を採用し、内部ヒーターの熱をすばやく外部に放出することで、立ち上がりの速さと均一な暖かさを両立しているところ。また、その制御性能も非常に高く、0.5℃単位の細かな温度制御で温度を一定に保つことで、快適性を向上。また、部屋がある程度あたたまると、ぐっと消費電力を落とした運転に入り、トータルの消費電力を削減してくれます。本体価格がまだ高額ではありますが、オイルヒーターの弱点をカバーした第3のヒーター(オイルレスヒーター)は、今後のスタンダードになるかもしれせん。

※参考機種：SmartHeater2（BULMUDA）
スマホとの連動で遠隔操作ができるモデルもあり、帰宅時間がバラバラでも家に着く前に暖房を入れることができたり、消し忘れをチェックすることなどができる。

※参考記事：オイルヒーターを超えた！BULMUDA・スマートヒーター

※参考機種：マルチダイナミックヒーター（デロンギ）
熱源にシーズヒーターを採用し、速暖性と細かな温度制御ができる新タイプ。一定の温度を保つことで快適性の高さと省エネ性を兼ねている。2016年末には、WiFi搭載タイプも発売。スマホとの連携で遠隔操作が可能になりました。