Capybaraでログイン
ユーザ名とパスワードを入力して認証する標準的なウェブサイトへログインする例を示します。題材として、Project Eulerを取り上げます。Project Eulerは、数学的題材を扱ったオンラインのプログラミング問題集です。Project Euler is a series of challenging mathematical/computer programming problems that will require more than just mathematical insights to solve. Although mathematics will help you arrive at elegant and efficient methods, the use of a computer and programming skills will be required to solve most problems.
About - Project Euler
トップページ上部のメニューにある「Sign In」をクリックして、ログイン画面を表示します。Capybaraで書くと、
以上のようになります。
CapybaraのデフォルトドライバはRack::Test
なので、まずこれをWebkitに切り替えています。その後newしたCapybara::Session
インスタンスに対して開くページを伝え、click_link
でSign Inボタンをクリックさせています。せっかくなので、save_screenshot
メソッドでスクリーンショットを取ってみましょう。
無事ログイン画面が表示されています。
他にもHTMLを保存するsave_page
などデバッグに便利なメソッドが標準でいろいろと用意されています。
さて、それではフォームに値を入力してログインしてみます。ユーザ登録は完了していると仮定して、ユーザとパスワードをフォームに入れて送信するには
のようにします。これでログイン後の画面が表示されます。
Capybaraはログインセッションを保持しているので、ログイン後の画面をブラウジングして情報を取得できます。
次のページではログイン後のウェブページから情報を抜き出すいくつかの例を紹介します。