スイーツ好きには見逃せないモロゾフ<2217>の株主優待
今回はスイーツ好きには見逃せない株主優待銘柄、モロゾフのご紹介です!
モロゾフは神戸が本拠のチョコ、洋菓子の老舗企業です。百貨店での店舗販売が中心ですが、カフェやレストランも展開しています。モロゾフと言えば、プリンが有名だと思います。ガラス容器に入ったモロゾフのカスタードプリンは高級品として知られ、お中元やお歳暮、お土産物にもピッタリです。
まずは基本データから見てみましょう。
【銘柄名(証券コード)】モロゾフ(東証1部<2217>)
【予想配当+予想優待額面利回り(※)】 4.7%
【2014年11月14日株価】 361円
【株主優待獲得最低投資額】 1000株=36万1000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 4円
【株主優待権利確定月】1月末、7月末
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
※利回りを計算する上での株主優待の評価方法は、額面として記載されている数字を参考としています(一部ガイドが推定)。予想配当+予想優待利回りはあくまでも参考としてご覧ください。(2014年11月14日の終値で計算しています)
同社の株主優待は20%の割引券です。1000株保有で年間20枚獲得できます。指定店(2014年10月1日現在82店舗)および通信販売でのお買い上げ時に利用可能で、優待券1枚で税込1,080円までの現金での買い物、飲食に対して、20%の割引きとなります。また、モロゾフオンラインショップでの優待割引 もあり、こちらは指定期間内に2回、20%割引でご購入可能です(利用上限額は割引前税込10,800円(本体価格10,000円)です) 。なお、1000株以上を3年以上継続保有した場合、年1回自社商品(2,000円相当)が貰えます。
今回は1000株を購入し、株主優待割引券を獲得。自分での利用はもちろん、お歳暮やお中元などにも利用したことを想定し、限度額一杯の年間で税込み6万4800円を利用した場合の割引額(税込み1万2960円)を株主優待の評価額として利回り計算しています。利用可能店舗数も多く使いやすい株主優待だと思います。スイーツ好きの方には有利な株主優待だと思いますが如何でしょうか?
株主優待の権利落ちの2ヶ月ぐらい前から上昇する傾向
業績ですが、売上は概ね横ばいで推移しています。ただ、円安による原材料価格の上昇や、バターなどの原料不足傾向が続き、足もとの利益は低調です。同社は原料不足に対応して干菓子商品のテコ入れや工場の生産効率の改善を図るなどの対応をしています。なお、同社の中期経営計画によると、2017年1月期の目標数値として売上275億円、営業利益率3.0%(=8億2500万円)が掲げられております。2015年1月期の営業利益の予想額は6億2000万円であり、今後も経営効率への改善が期待されるところです。株価ですが、2013年以降、200日移動平均線をサポートラインとした緩やかな上昇傾向が続いています。他の株主優待銘柄同様、株主優待の権利落ちの2ヶ月ぐらい前から上昇し、権利落ち後に大きく調整する傾向がありますので、1月末の権利確定に向けて、今から注目しておくのは面白いと思います。
参考:日本株通信
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