1回で5000円以上の出費。慎重に選んで損ナシ!
好相性のヘアサロンを見つけることが理想の髪型になれるチャンス
そこで、失敗しないヘアサロン選びの方法をご紹介したいと思いますが、そもそも「良いヘアサロン」とはどんなお店なのでしょうか?
まず、厚生労働省が公開する美容所概要を見ていただきたいと思います。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei03/06.html
これは、厚生労働省健康局生活衛生課によって毎年公表される資料で、美容室の実態を調査し、簡潔にまとめたものであります。その中の『経営の動向等』には、ここ最近の営業状況、顧客獲得のための取り組みなどが示されています。『経営の動向等』の(2)と(3)に「失敗しないヘアサロン選び」の手がかりがあるので、触れておきましょう。
口コミ、清潔感、スタッフの態度は欠かせないポイント
この『経営の動向等』を「失敗しないヘアサロン選び」的に要約すると、以下のとおりです。- 来場者のほとんどが近しい人からの「口コミ」である。
- 客にとって店内に清潔感があり、明るく居心地の良い場所でなくてはならない。
- 従業者が明るく、楽しく、安心して働け、経営者との信頼関係が良好であること。
上記に該当するヘアサロンが良いお店となります。では、なぜ「失敗しないヘアサロン選び」に繋がるのかを解説していきましょう。
1は、私も雑誌で利用者や美容師にアンケートを取ったことがありますが、口コミの信用性が高いと答える人たちは多いです。新しいヘアサロンを探すなら、まずは友人、兄弟、会社の人たちに聞いてみることをオススメします。
とはいえ、年齢が上になれば、ヘアサロンを探すためだけに友人に連絡することはないでしょう。会社の仲間にしても、住んでいるエリアが違えば、参考にはならない可能性もありますので注意してください。
2については、なぜ清潔感がポイントかというと、お店をキレイに保つ努力や気配りは、サービスやカット技術と直結するものだと考えられているからです。それに、自分が客の立場として、そもそも1時間近くも不潔そうなお店にはいたくないですよね。
最後は3。スタッフが元気だということは、そのヘアサロンの教育カリキュラムがしっかりしているというバロメーターなのは確かです。教育カリキュラムが駄目なところはスタッフに覇気がなく、ダラダラ仕事をしている傾向が高い。そういうところで髪を切ると、なんというか、後味の悪さばかりが残ります。
スタッフの態度を確かめるコツとして、ゲストが入ったときや帰るときの対応を見るといいでしょう。このときに無愛想だと、内部に問題があるヘアサロンだと推測できるわけです。
地下にあるヘアサロンも増えている
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