秋冬のトレンドレッグウエアとは?
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(C)Franziska Krug/Getty Images for Audi
まず、2014年秋冬シーズンのレッグウエアのトレンドを一言で表すと「プレーン(無地)の継続と、柄の流行の兆し」です。プレーンストッキング・タイツの人気が継続する一方で、柄ストッキング・タイツが鮮度高く感じられるシーズンとなりそう。次に、そんなレッグウエアのトレンドを詳しく解説していきたいと思います。
■プレーンの継続
現在、プレーンストッキング・プレーンタイツの着用が定着しています。プレーンストッキングは2011年頃から「薄いタイツ」として、つまりファッションとして高感度な若年層に求められましたが、着用経験が上がるにつれ、「脚をキレイに見せるため」といった美意識からもはかれるようになり、かつての生脚ブームを知らない若い世代を中心に、2014年現在では流行に左右されないアイテムとなりつつあります。
プレーンタイツは昔から防寒アイテムとして需要がありますが、2006年のカラータイツブームでファッションアイテムとしての地位を確立しました。2010年頃までは透け感のないマットタイツが優勢でしたが、その後はストッキングの復権もあり、様々なデニール(透け感)をコーディネイトに合わせてはきこなすことがトレンドとなっています。実際に、アツギのデニール別販売数もかつては80デニールを中心にマットタイツに集中していたものが、2011年以降は各デニールが順調に販売数を伸ばしているとか。
このようなプレーンストッキング・タイツの着用実態は、ファッションの側面と、脚をキレイに見せたいという美意識の側面、そして防寒の側面からも、今シーズン以降も流行に乗りながら、けれども流行に左右され過ぎず、継続するとみられています。
■脚もと経験値が上がり、柄に新鮮味を求める
前述の通りプレーン人気が継続する一方で、2015年頃には、柄物も流行し始めると予想します。プレーンストッキング・プレーンタイツに慣れ親しみ、脚もとの美意識・経験値を上げる中で、女性達は変化や新鮮味を求めることが予想されるからです。近年はかれるようになったプレーンストッキングを例にとっても、人気はすでに3年以上続いており、「プレーンも柄も」の気分になるのに十分な時間が経過しています。実際に、2014年10月現在、いくつかの小売店では柄の動きが以前より活発化しているとの報告もあり、感度の高い方はすでにプレーンと柄の両方にファッション性を見出しています。
■トレンド回帰?!
アツギの社史によると、1985年、2000年は、市場で柄物が大きな話題になった年でした。このような過去のマーケットの大きなトレンドに規則性があるとすれば、15年周期にあたる2015年にトレンド回帰、柄ブーム再熱があるかもしれません。流行を先取りするなら、今季から柄物に目を向けるといいでしょう。
上記のトレンドを踏まえて、次のページでは、アツギの最新レッグウエアをご紹介します!