2014-15秋冬NYコレクション
ファッショントレンドキーワード5「アートモチーフ」
2014-15年秋冬ファッショントレンドのキーワード5は「アートモチーフ」です。「アートを着る」という流れはここ数シーズンで一気にモードの新潮流に浮上。この秋冬は大胆な柄や模様を迎えて、目の錯覚を生かすようなデザインで、一段とグラフィカルに装うのが新しい方向感。アート先端都市NYらしい提案が、NYコレクションではたくさん披露されました!
【CONTENTS】
Page 1:◆ANNA SUI(アナ スイ)
Page 2:◆DIANE von FURSTENBERG(ダイアン フォン ファステンバーグ)
Page 3:◆Carolina Herrera(キャロリーナ ヘレラ)
Page 4:◆VIVIENNE TAM(ヴィヴィアン タム)
ANNA SUI(アナ スイ)
グラフィカルな演出では絵柄のイメージが装いのムードを決める。影絵のようなモノトーンの構図は童話に登場しそうなメルヘン調でありながら、全体はダークゴシックな空気感に包まれている。ロングネックレスでV字を作り、さらに長いタッセルを垂らして、ボーホー気分も添えた。首周りのファーとレザーパンツが異素材同士を引き立て合っている。現代アートがソースとしてクローズアップされているが、伝統的模様や民俗柄などもアートモチーフとして再評価されている。ペイズリーをはじめ複数のエスニックパターンを組み合わせたコーディネートは、一般的な「柄on柄」を超えたミックスカルチャー感を帯びた。
次のページでは、DIANE von FURSTENBERG(ダイアン フォン ファステンバーグ)!