「アートを着る」新感覚！新生モスキーノ流ハッピー(2ページ目)

新解釈が加わったラグジュアリーストリート

ラグジュアリーとストリートという一見、相反するテイストを融け合わせる離れ業はもともと「MOSCHINO」が得意としてきたものです。ユーモアや茶目っ気といった、おしゃれの表情を豊かにするエッセンスを加えて、着るよろこびを実感させるような装いを提案し続けてきました。そのDNAを重んじるジェレミーは14-15秋冬でも「ラグジュアリーストリート」に新解釈を加え、チアフルでスリリングな着こなしに誘いました。

デニムやキャップなど、ストリート感の強いアイテムを主役に据えながらも、まばゆいゴールドのネックレスやグリッターなロゴベルト、メタリックチェーンが印象的なバッグなどを引き合わせて、リッチなつやめきを重ねました。両腕のブレスレットやポインテッドトゥの爪先にも黄金色の輝きを配して、デニムルックのラフ感にゴージャスでアッパーな風情を添えています。

スポーティーな装いをリュクスに味付けするのも、近頃の大きなムーブメントになっています。フーディーのドローストリングスをゴールドとタッセルで飾り、ムードを様変わりさせました。白いロングコートを肩掛けで羽織るスタイリングも余裕を感じさせます。普通は肩掛けにする、チェーンバッグを首に掛けて正面に垂らしている姿にもハイエンドとデイリーをミックスするセンスがのぞいています。


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