Bundlerでインストールしたgemの利用方法
pb.rb
というRubyファイルを作成します。この中で先ほどインストールしたPowerBar
を使ってみます。
require 'bundler'
した後にBundler.require
とすれば、Gemfileに記載されたgemをすべてrequireすることができます。
PowerBarはRubyで簡単にプログレスバーを出力するためのgemで、ここでは0.1秒ごとに1メモリ進んでいくダミーのプログレスバーを作って表示しています。出力は以下のようになります。
bundle その他の機能
Bundlerには他にもいろいろなコマンドがあるので、以下に簡単な説明を挙げます。
bundle update
- インストールしたgemの新しいバージョンが利用可能であれば最新版に更新します。
bundle exec <cmd>
- bundleでインストールしたgemのコマンドを実行します。
bundle show <gem>
- gemインストールされた場所(フルパス)を表示します。
bundle open <gem>
- gemインストールされたディレクトリをエディタで開きます。
bundle clean
- Gemfileの指定を調べて、現在使われていないgemを削除します。
詳しくはbundle help
、あるいはbundle help <command>
でマニュアルを参照してください。
以上がBundlerの基本的な使い方です。Rubyを使うなら是非慣れておいてください。今後の連載でも、具体的にRubyアプリケーションを作成する時はBundlerを使っていきます。