Ruby/Rubyの基礎知識

Bundlerの使い方・Gemfileの書き方

プロジェクト単位でRubyGemsを管理するBundlerの使い方を紹介します。

Bundlerとは

Bundler は、Rubyアプリケーションの動作に必要なgemを束ね(bundle)て、依存関係を管理するためのツールです。

  • アプリケーションの依存するgem一覧をファイル(後で出てきますが、これをGemfileと呼びます)で指定するため、利用gemをソースコードと一緒にバージョン管理システムで管理できる
  • 他の作業者が環境構築する時や、しばらくコードの更新が止まっていたプロジェクトを再開する時に起こりがちな依存ライブラリ問題を回避し、すぐに「動く状態」までもって行きやすい

...など、長期的・現実的にRubyアプリケーション開発を行う時の問題を解決してくれるため、2014年2月現在、Rubyを用いた開発のデファクトスタンダードとなっています。

Bundlerのインストール

Bundler自体はRubyGemsを使って、次のようにgem install bundlerコマンドでインストールします。 RubyGemsについては前回の記事「RubyGems (gem) の使い方・インストール方法」を参考にして下さい。

インストールが成功すると、bundleコマンドが使えるようになります。which bundleコマンドで実行ファイルが見つかればOKです。

次のページでは、Bundler利用のキモとなるGemfileの書式を解説します。

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