細かな出力調整でムダ無く省エネ
操作した内容が表示されるのが、本体の足元部分にある丸型の部分。有機ELディスプレイを採用し、とてもクリアな表示で「設定温度・出力」などが分かりやすく表示されます。運転モードは「マニュアル・オートラーン・ロイヤルスリーブ」の3種類。それでは、各運転モードについて詳しくみていきましょう。
「M」のマークの【マニュアルモード】
【マニュアルモード】は、自分で温度を設定するモード。設定温度が0.5℃単位で細かくできるので、好みの温度を細かく設定できます。希望の室温を設定すると、温度センサーの情報から2分ごとに室温に応じた出力を自動調整してムダ無く温めてくれます。
ノートに書き込んでいるイラストの【オートラーンモード】
【オートラーンモード】は、設定した温度と時間を約一週間記録し、使い手の好みの温度を学習することで、ムダなく自動運転するモード。使えば使うほど自分の好みを覚えてくれる、うれしい気持ちになるモードです。毎日の生活パターンが決まっている人には便利な機能です。
ひつじのイラストの【ロイヤルスリープモード】
【ロイヤルスリープモード】は、起きる時間を設定するとそれに合わせて徐々に室温を上げていくモード。就寝中は室温約15℃で運転し、起床時間には約20℃にして快適な目覚めにしてくれます。ガイド宅では、寝室で使用しているため、このモードを良く利用しています。起きる時間に部屋がイイ感じにぬくぬくしているので、布団からでるのが億劫にならず非常に快適です。
出力(W)は全部で7段階あり、設定する温度により異なる
全てのモードで実行され、省エネに貢献しているのが細かな出力調整。運転状況に応じて、【190W・370W・560W・740W・930W・1110W・1300W】の7段階に切り替えます。出力が表示されるので、W数が大きいと「少し温度を下げようかな……」と意識が働くのも、省エネ効果のひとつになると実感します。
ロイヤルスリープモードを設定するには4回クリックが必要、毎晩これをするのはやや面倒…ワンクリックで設定できると尚良し!
ひとつ残念なのが、【マニュアルモード】や【オートラーンモード】は、OFFにしても再度ONにした時に同じモードで運転できるのですが、【ロイヤルスリープモード】だけは、毎回選択しなくてはならないということ。あくまで寝る直前に使うモードなので仕方ないのですが、起床時間や設定確認など階層が深いので、毎回クリックするのがやや面倒に感じます。起床時間は決まっている人が多いので、一度セットした【ロイヤルスリープモード】は、変更しない限りワンクリックで設定できればよかったのに…と思います。次モデルで、せび改善お願いします!