色彩心理を活用！暖かいのに春っぽいコーディネート(3ページ目)

色彩心理を活用して、暖かい雰囲気を演出！

淡い色を使うと春らしさを表現できますが、それでは濃い色は使えないかというとそんなことはありません。濃い色を使って春を先取りしたいなら、暖色の力を借りましょう。黄色～オレンジの暖色は、春の温もりをいち早く表現するには最適なんです。
グリーンのタイトスカートはそのままに、他のアイテムのカラーコーディネートを変えることで季節感を乗り越えたのがこちら。グリーン自体は温度感を持たない色ですが、その近似色のブルーを中心に寒色を合わせていくと、クールでシックな着こなしに。冬のぴんとはりつめた空気に似合いそうなコーディネートです。

対して右のコーディネートでは、暖かみを感じさせるオレンジのカーディガンをセレクト。インナーも白地の柄ブラウスでリズミカルに仕上げています。柄の大きさも変えることで、重厚感と軽やかさの印象変化を生み出すことが可能に。

いかがでしたか？　色と季節を密接に結びつけて表現するのは、日本人ならではの感性のなせる技。ぜひこの時期ならではの春色コーディネートを楽しんで下さいね。

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