チープに見せないコーディネートの鉄板ルール
今やびっくりするような値段で洋服が買えるファストファッションは、私たちのクローゼットに欠かせない反面、気にかかるのは“安っぽく見えないか”ということ。大人の女性として、それだけは避けたいところです。しかし以下の点だけ押さえておけば、チープな感じにはなりません。(1)靴とバッグは良いものを
特に靴は全体重を支えているため、想像以上に酷使されています。安いものは素材の差も一目瞭然。あまり長持ちしないので、質の良いものを大切に使う方が得な事も。その際、持っていて損はないのがブラックのレザー素材のシューズ。ガイドも異なったタイプをいくつか揃えていますが、特に冬は何を着ても足元で引き締めることができ、重宝しています。
左上よりTOPSHOP ブーツ、PREMIATA パンプス、ZARA フリンジブーツ、ROGER VIVIER ロングブーツ/ガイド私物
ファッションは感覚によるところが大きいので一概には言えませんが、高い&安い、ファストファッションにはビンテージ&上質素材を合わせるなど、幅を持たせてコーディネイトしましょう。全身ファストファッションでは大量生産そのものになってしまうので、そのほうがより個性が出せます。
(3)シンプルにまとめる
プリント×プリントやアクセサリーのじゃら着けなど、ファッションの世界ではよくある事ですが、一歩間違えるとまとまりが無くなり、全体をチープに見せてしまいます。冬ならファーやハットも取り入れながら、一点豪華主義でアクセントをつけるほうが、大人の女性にはおすすめです。
(4)ヘアメイクもコーディネイトの一部
ここ数年はどこかカジュアルなファッションが主流なので、必然的にヘアメイクに手をかけるとバランスよく仕上がります。といっても厚塗りするのでは無く、ヘアを少しアレンジしてみたり、カラーリップをぽんぽんと指でのせるだけでも印象がぐんと違います。オンもオフもいつも同じ、はNGです。
(5)常にケアを忘れずに
くたびれて見える=安っぽい、に直結します。値段に関わらずどんな洋服もぞんざいに扱っていてはダメージも増えます。洋服はシワにならないよう、シューズは軽く汚れを拭き取り、バッグは形を整えるなど、些細な事ですが違いは大きいです。全身鏡で後ろ姿のチェックもお忘れなく。
では、これらを踏まえて、具体的なアイテムをご紹介します。