キャロライン・ケネディ氏も愛用!
Carolina Herrera(キャロリーナ へレラ)
アメリカの駐日大使として着任したキャロライン・ケネディ氏は史上初めてこの重要ポストに就いた女性です。ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領とジャクリーン夫人の間に生まれた、ケネディ家のお嬢様で、幼くして父を暗殺で奪われる悲劇に見舞われながらも、米国上流社会で着実にキャリアを築いてきた本物のレディーです。キャロラインさんの着こなしは正統派のハイソサエティーな装いが基本。米国きっての名家の出身にふさわしい、無駄に飾り立てない上品トーンが軸になっています。【CONTENTS】
Page 1:◆キャロライン・ケネディ氏も愛用「Carolina Herrera」
Page 2:◆コートを主役にしたドレスアップ術
Page 3:◆CH Carolina Herrera 銀座店
彼女が愛用するブランドの1つに、NYの大御所ブランド「Carolina Herrera(キャロリーナ へレラ)」が挙げられます。皇居で臨んだ信任状奉呈式の際にもこのブランドのブラックドレスを着ていたと報じられました。デザイナーのキャロリーナ・へレラ氏はアメリカ社交界の信頼が厚く、母のジャクリーンさんとも親交があったそうです。今回の就任に当たってはヘレラ氏も自身のFacebookで祝福のメッセージを述べています。ウエディングドレスのブランドとしても有名ですが、そもそもキャロラインさんの結婚式の際に頼まれてドレスを仕立てたのがきっかけで、本格的にウエディングドレスを手掛けるようになったというエピソードも伝わっています。
今回は、その「キャロリーナ ヘレラ」のライフスタイルラインの「CH Carolina Herrera(CH キャロリーナ ヘレラ)」からドレスアップスタイルをご紹介します。
ブラック×ホワイトでドレスアップ
ブラック×ホワイトは品格コーデの定番中の定番。肩口にラッフル状の飾りが施されたブラウスに、太ももから裾近くにかけてフリンジ風にフェザーがアレンジされたスカートとコーデ。ウエストにも質感の異なる極太のベルトを巻いて、つやめきをプラス。抑えたカラートーンの中にも、適度な主張を盛り込んでいます。素材感の違いを際立たせるなら、レザーが一番。大きなボウをあしらったブラウスに、クールな表情の黒革ジャケットがマニッシュな風情を重ねました。互いの持ち味を引き出し合う化学反応が起きて、趣深い着姿に仕上がっています。ブラック主体のロングスカートは全体に配された丁寧なレースがノーブル感を引き寄せています。足首にまで届く丈の長さと、すっきりした細身シルエットがスレンダーなイメージを目に飛び込ませます。次のページでは、コートを主役にしたドレスアップ術!