効果抜群!子育て支援センターの方のアドバイス
私も子供のイヤイヤ期には困りました。特に外出時、ベビーカーに乗らずに歩きたがり、でも前に進まず大人なら5分の距離を30分以上かかり、近所への外出もままなりませんでした。
そんな時、自治体の子育て支援センターの方のアドバイスが非常に参考になったのでご紹介します。
「帰ったら○○」は分かりにくい
私がそれまでに良く言っていたのは、「帰ったらおやつを食べよう、だから歩いて」という物でしたが、子供は「うん」と言いながらも歩いてくれませんでした。子供には「帰ったら」という時間の感覚がまだないので想像しづらいとの事。
それよりも目の前の1ブロック先の事を言うと分かりやすいとの事でした。
例えば「この前あそこにワンちゃんがいたよね、今日もいるか見てみよう。」とか、
「あそこにお花が咲いていたね、何色だったか見てみよう。」等です。
単純な事ですが、息子には効果がてきめんで、嘘のように前に進んでくれました。
「交換条件」はダメ
そしてもう一つ、目から鱗だったのは、「今お菓子あげるからママの言う事を聞いて」という「交換条件」はダメだと言う事でした。交換条件を出すのはママには楽なのですが、
子供はいつまでも交換条件を要求し続けるようになります。
交換条件ではなく、帰宅後に「今日は良く頑張ったからおやつにしようね。」とか、
「良くお約束が守れたね」という「ご褒美」としてお菓子を与えるのが良いそうです。
ママの気分、子供の気分によってはこうする事が難しい事もありますが、出来る範囲で続けて行く事が大切だと思います。お蔭で我が家は外出時にお菓子を持参した事は殆どありません。お菓子は家でのご褒美ですから。
私は子供のイヤイヤが始まると、つい「この時間が勿体ない」と考えてしまっていたのですが、
そこで10分、30分何も出来ない状況になっても、冷静に考えれば案外困らない物です。
息子ももう8歳と5歳。2歳の頃が懐かしいです……。