第66回カンヌ国際映画祭から、セレブたちのファッションチェックをバトル形式でお届けします~! あなたは、どちらの着こなしがお好きですか? 連載シリーズの第一回です。
【ビジューシャンパンゴールドドレス対決】
エヴァ・ロンゴリア(C)AFFIF / Clotilde Richalet
エヴァ・ロンゴリアが選んだのは、「Zuhair Murad」のゴージャスなシャンパンゴールドのロングドレス。エヴァは、過去のカンヌ国際映画祭のドレス選びについても成功例が多く、かなり強気のポージングです。実は、バックラインがラウンド状に空いたデザインで、ウエストまでヌードになっており、しかも、全身はシースルーで、とてもセクシーなドレスなんですよね! ボディに沿うピタピタのシルエットなので、もちろん、ノーパン(!)のエヴァ・ロンゴリア。男性からの注目度が高く、エロいドレスとして話題になりました。みなさんは、いかが思われますか。たしかにゴージャスでカンヌにふさわしいドレスではありますし、美しい着こなしではありますが、エヴァは、シャンパンゴールドの淡いカラーよりも、はっきりとしたカラーのほうが似合うのに、私としては、すこーし残念なセレクションでした。
ロザリオ・ドーソン(C)AFFIF / Clotilde Richalet
ロザリオ・ドーソンが選んだのは、「Marchesa」のシャンパンゴールドドレス。あえて、ヘアスタイルをダウンにしたところは、キメ過ぎなくて良かったかもしれません。このドレスは、パフスリーブ&ハイウェストで、プリンセスチックなデザインが素敵ですよね! ビジュー感が高く、カンヌにふさわしい華やかさを放っていました。ロザリオには、ともすれば威圧的とも言える、このドレスに負けない迫力があり、とてもよくお似合い。みなさんは、いかが思われますか。レッドローズのリップカラーが、ゴージャスなドレスに負けないインパクトを放っており、メイク選びにも成功したように思います。
エヴァ・ロンゴリア VS ロザリオ・ドーソン。みなさんは、どちらの着こなしが好きですか?私は、ロザリオ・ドーソンに一票です。
【ブラックミニドレス対決】
キャリー・マリガン(C)AFFIF / Clotilde Richalet
『華麗なるギャツビー』のヒロインを演じ、今年のカンヌ国際映画祭で、ひときわ脚光を浴びていたキャリー・マリガンは、これまたカンヌ出品作品の『Inside Llewyn Davis』にも出演していたので、大忙しでした。記者会見会場に現れたキャリーは、「Chloe」のブラックミニドレスを着ていましたよ。上半身はスポーティーで、ボトムはフェミニンなワンピース。タイトなヘアスタイルとベルトで、しっかり引き締めています。
マリオン・コティヤール(C)AFFIF / Clotilde Richalet
『Blood Ties』の記者会見で、マリオン・コティヤールは、「Antonio Berardi」のミニドレスをセレクト。ブラックドレス対決にしちゃいましたが、実は、とてもディープなブルーのドレスです。(ごめんなさい)フロントはシンプルですが、バックは立体ビジューのシースルーデザインで、とてもゴージャスなミニドレスなんですよ。マリオンとしては珍しく、美脚効果を狙った模様で、ヌーディーなパンプスを合わせています。確かに足長効果はありますが、いったい、なぜ~!? オスカー女優のマリオン・コティヤールが、いまさら、あえて、カンヌ国際映画祭でマイクロミニにチャレンジするのか、ちょっと不思議なセレクションでした。
キャリー・マリガン VS マリオン・コティヤール。みなさんは、どちらの着こなしがお好きですか。私は、キャリー・マリガンに一票です。
【ネオンピンクドレス対決】
ナオミ・ハリス(C)AFFIF / Clotilde Richalet
ナオミ・ハリスが、「Monique Lhuiller」のネオンピンクドレスを着ていました。ヘアのまとめ方も、女神風デザインのワンショルダードレスにピッタリで、美しい着こなしです。そうそう、今年は、ネオンカラーが旬ですね! 実は、こういったネオンピンクは、透き通るような肌を持つ白人には、あまり似合わない色です。青みが強調されて、浮いてしまうんですよね……。それにひきかえ、アジア系、ラテン系、アフリカ系の肌のほうが馴染んで、カッコいいんですよ!色白さんよりも色黒さんの方のほうが、お洒落に見えるネオンピンクのドレスを、みなさんも試してみてくださいね!
フリーダ・ピント(C)AFFIF / Clotilde Richalet
『華麗なるギャツビー』のプレミア上映会に参列したフリーダ・ピントは、「Gucci」のネオンピンクドレスを着ていました。ふんわりひろがるフェミニンなドレスなのに、縦長デザインのシルエットで、スタイル良くすっきりと見えますし、女っぽいのにデレデレしていないところが素敵ですよね! みなさんはいかが思われますでしょうか。
ナオミ・ハリス VS フリーダ・ピント。どちらの着こなしがお好きですか。私は、フリーダ・ピエントに一票です。
カンヌファッションバトル、いかがでしたか? カンヌ国際映画祭ともなれば、セレブたちも、すごーく気合いが入っています。他の誰よりも自分が輝いていないといけませんから、もう、大変です!!! いや~、ほんと、セレブってすごいなぁ、毎日が戦争だなぁ~と思いますね……。まさに、ファッションバトル勃発!!! カンヌ国際映画祭は、開催期間が長く、しかも、セレブたちは、毎日、何度も着替えて登場しなくてはならないので、とてもファッショナブルで華やかな映画祭なんです。同じセレブでも、いろいろなスタイリング・バリエーションが見受けられて、本当におもしろいですよ。カンヌファッションバトルは、第2回に続きます~! お楽しみに。