展望台からは北朝鮮の農村が望める
ソウルを訪れたなら一度は足を運びたい「板門店」。北朝鮮との国境、非武装地帯 (DMZ) へは、外国人専用のツアーを利用する外国人のみしか行くことができません。身分証明のためのパスポートを持参し、北朝鮮の軍人に刺激を与えるような短パンなどの洋装は禁じられています。韓国と北朝鮮との緊張状態が今なお続く中、充分な配慮と注意が必要です。事情に精通した専門の担当者が添乗するソウルからのツアーに参加すれば、事前の準備が万全なので安心です。
臨津江を隔てて北朝鮮と向かい合っている「烏頭山(オドゥ山)統一展望台 」からは北朝鮮の農村が望めます。目を凝らすとビルや学校なども見られます。
「板門店」では入場規制が厳重で、一気に緊張感が高まります。建物の内部は北と南とでそれぞれの軍人が配備していて、映画「JSA」さながらです。しかしこれは映画の中のシーンでは決してなく、二国間を取り巻く現状で、その空間は体験した人にしかわからない違和感を覚えます。
ツアーに参加する前は好奇心が先行するものですが、ツアー終了後は、なにか考えさせられるような気持になり、ソウルのきらびやかな賑わいに平和を感じずにはいられなくなります。意義あるおすすめのツアーです。
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ツアー名:韓国オドゥ山統一展望台と自由の橋 午前観光ツアー(専用車&専任ガイド)
主催旅行社:グローバルツアー(世邦旅行)
料金:大人・子供共通1名(送迎付)236000ウォン/2名以上(送迎付)118000ウォン
開催曜日:火・ 水・ 木・ 金・ 土
所要時間:9:30~15:00
出発場所:ホテルピックアップ
URL:http://www.alan1.net/jp/asia/korea/sg/178/ag/560/
備考:日本語ガイド付き。入場料と昼食は料金に含む
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