ユネスコの世界文化遺産に選定された古宮 「昌徳宮」
1405年に創建された「昌徳宮」は、正宮である景福宮に対する離宮で、現在のものは1623年に再建されたもの。まさにチャングムの時代から変わらぬ景観を今なお保ち続けています。正門にあたる敦化門は韓国最古の門で、1412年当初の建築といわれています。また敦化門をくぐった先にある錦川橋も、これまた韓国最古の橋だそう。
儀式の執り行われた正殿の仁政殿、国王が執務をしていた宣政殿、王と王妃の寝殿だった大造殿など13棟の木造建築が現存していて、昌徳宮は1997年「昌徳宮の建造物群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
見どころが多いのでガイドを利用するのが有効的です。日本語ガイドもあるので安心です。コースは敦化門、闕内各司、仁政門、大造殿、楽善齋をおよそ1時間でまわります。
また風水的にもよい立地ということもあり、最近ではパワースポットとしても人気です。ソウル観光のひとつに是非いれたいスポットです。
■昌徳宮(チャンドックン)
住所:ソウル市 鍾路区栗谷路99
電話:02-762-8261/9513
営業時間:2~5月および9~10月(9:00-18:00)、6~8月(9:00-18:30)、11~1月(9:00-17:30)
定休日:毎週月曜日
入館料:大人(19歳以上)3000ウォン、青少年(小中高)1500ウォン、6歳以下・65歳以上・障害者無料
アクセス:地下鉄3号線「安国(アングク)」より徒歩約5分
URL:http://www.cdg.go.kr/main/main.htm (韓国語)
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